きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2018-12-12(日) 90th 東埠頭 漁港エリア フェンス前 ~げげっ!! アレが釣れちゃった!!!!~

10日も釣り行かないと、ほんと何かが爆発しそうになりますね(笑)
いつもの平日なら、車中泊で新港に出撃するんですが、この寒さではそんな勇気は…。せめて師走の忙しさが終わるまでは、無理はしたくない。と思い…

 漁協エリアのフェンス前で、コマイでも釣れないかなと小調査。

仕事が終わり、夕食を食べてからの出撃。実釣時間2.5hのちょい釣りです。


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↑ Windy ではちょっと風が吹いてる様子。
だが、実際は無風状態で暖かかった。雪が昼間みたいに解けてシャーベット状態。
二時間は快適に、帰る30分前くらいから、とつぜんWindyが予測したように冷たい風が出てきた。


 釣り人は少なく、フェンス前で投げてる方は、一人だけ。聞いてみるとカワガレイを二枚と、30cmクラスのイシガレイを釣り上げていた。カワガレイも知らないようで、オレも初心者のときはそうだったなぁと懐かしい気持ちになる。

 

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↑ なんとなく何かがついているようなモゾモゾしたアタリ。様子を見ていたが、よし、巻いてみるかとやってみると、ん!? 重い。何だこれ? まさかお隣さんとお祭り? と最後まで半信半疑でとにかく巻いてみた。

    真っ暗で何が釣れているかわからなかったので、フェンス越しに釣り上げようとたが、げっ、まじ重い。20号の竿だから、ぐんにゃり曲がるほど。おおっ!! げっ、マジすか!! クサウオだ!! 新港では初めて!! 太平洋のサーフでおなじみのこの魚が釣れて、びっくり!!!!!

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↑ サイズを測ると30cmジャスト。いやいや、びっくりですね。

 

 

本日の釣果 ーーーーーーーーーーー

・クサウオ   30cm

・カワガレイ   23cm

・ウグイ   30cm

 

 

 

 

 

 

 

 

2018-11-25(日) 88th 厚田青島海岸② ~雪と雨の中で黙々とカジカを狙う~

 先日、友人3人で青島海岸にカジカ釣りに行こうぜという企画が、生憎の積雪の中で決行されましたが、1人のメンバーが土壇場で行けなくなったと連絡があり、結局、いつもの釣り友との二人の釣行となった。

 

 年末並みの忙しさを耐えしのぎ、帰宅後すぐに釣り道具を積み込んで、夕マヅメから現地入りしている彼の待つ厚田の駐車場へと向かう。出発してからどんどんと吹雪の様相に変わっていき、気づくとかなりの積雪。厚田の手前の下り坂カーブでハンドルを取られて、対向車線に半スピン!! 幸いなことに対向車もほとんどなくて助かる。本当に肝を冷やしました。自分はもちろん、相手にも起こり得るわけで、やはり冬道の遠出は、もうやめようと思いました。一度制御を失うとほんと滑りますね。いやぁ、生まれて初めてかも知れません。

 

 彼と合流した時点では、かなりの吹雪で、これでは釣りにならないから、とりあえず寝て、いったん早朝3時に起きて、吹雪がやんでたら降りていこうということになり、すぐに車中泊。ここで、100円ショップで買った「アルミ蒸着シート」を試してみた。冬用の寝袋の中に、薄い毛布を入れて、寝袋の上にふぁさっとアルミシートを被せただけですが、ほんとうに温かい!! 冬の車中泊の必需品に決定です。畳一畳分くらいの大きめで足先から頭まで被せれば、まるで冬じゃないみたい^^

 

keeton.hatenablog.jp

↑ 前回初めて来たときは、カジカとアブが多いなと思いましたが、さてさてあれから、16日経って雪まで降っています。どうなることやら。

 

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↑ 駐車場からは下の海岸に降りる路がついている。(明るくなってから撮影)
この写真の場所、最後のカーブだけは、海側に斜めってて危険。

 

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↑ 3時に起きると、雪はまったく降ってません。二人で海岸へ降り立ち、降りてすぐの場所に釣り座を構える。イカゴロ仕掛けで2時間やってみるものの、まったくアタリすらありません。前回は入れ食いだったのに…もぅ岸寄りシーズンは終わってしまったのか!? なんかエサ取りすらいなくて、5時間睡眠したはずなのに、猛烈に眠気が…相棒もウグイしか釣れず、相談して、明るくなるまで2度寝しようということになり、駐車場へ戻る。アルミシートに包まれ、1時間半ほど仮眠。

 

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↑ 再び降りてきて、釣り再開!!
相棒の竿には、アブラコ 38cmが釣れていた。アブはリリースするそうです。僕の2本にエサ取られてただけ。やっぱり渋い。二人で相談して、もっと奥の 洞湾エリアまで行ってみようということに。

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↑ ごろた場は、こんな感じです。きれいな石も沢山落ちてて、以前だったら拾い集めてただろうなぁ。これが海の中にもありそうな雰囲気です。ここの厚田の崖の上にある家々は、おそらく漁師さんの家なんでしょうね。谷沢から雪解け水が流れ込んだ場所には、かつての中規模の船着場の跡と思われる遺構(人工的に建てられた多数の杭)があった。

 

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↑ ここには いい感じの根が固まっていた。僕はここに釣り座を構築。相棒はもっと奥のコンブが多く打ち上がっている場所に決定。

 

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↑ 根の周りは岩盤になっているようで、根掛かりがひどい。一番やばいのが、この写真の針に付いてる「コンブの根っこ」にひっかかるパターン。強力なタックル(30号竿、PE3号+PE5号リール)による強引な操作によって、今回も仕掛け、オモリのロストはゼロ!! 

 最近購入した「スパイダー」と呼ばれる、根掛かり軽減ユニットを 仕掛けとオモリの間に接続して使うのだが、軽い棒オモリ(10号)の効果もあってか、どんなヤバそうなポイントにも打ち込めるようになった。もしかしたら、新港の西防砂堤のテトラ周りでも、アブラコ狙いの投げ釣りができるんじゃないか!? あそこで是非ともやってみたくなった。

 

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↑ やっと魚信あり!! アブラコ 24.5cm
うーん、他にウグイ 35cm と続くも、それで終了。海は沖まで茶色く濁ってて、寄せエサ効果の高い、イカゴロ仕掛けじゃないと、エサを見つけてもらえない状況。劇渋の一番の原因かと。しかし、相棒は…

 

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↑ 35cmのカジカを釣り上げる相棒。
前日の夜に、30cmをゲットしているので、この二匹を持ち帰った。

 さすがは釣り歴4年のセンパイ。釣り座の選定眼もしっかりしていて、コンブが多く打ちあがっている場所を選んでいた。この海岸は歩いていくと、いろんな釣れそうなポイントがある。春~秋はよい釣り場だろうと思った。

 

 朝の第二ラウンドが始まってから、すぐにボタン雪が降ってきて、すぐに大粒のポツポツ雨に変わる。3時間くらい冷雨に打たれながらの釣り。帰る頃にはピタっと止みました^^; そんなもんですよね。Windy の予想どおりの天候でした。風がなかったため寒くはなかったが、冬用のブーツが布製だったので、染み込んで気持ち悪かった。あとグローブもグチョグチョ^^;

 

 最後の最後に、駐車場が草っぱらなのですが、坂道になってて、軽ワゴンの僕一人では絶対に脱出できなかった。相棒に何度も押してもらい、最後は僕がオーラを吹き出しながら気合で押して一気に脱出成功。いやあ、JAFカード忘れてきたから、ほんと焦った汗った。今日の釣行では、人生経験としても、釣り場経験としても、多くの経験を積ませてもらった。いつもは気軽に一人釣りをきままにやってますが、二人だからこそできる冒険もあるんだなと。ほんと友人に感謝です!!

 

 道路の雪が解けるまでは、新港オンリーの釣りになりそうです。どうもサビキ釣りは性に合わないし、一年中投げていたいので、これから冬は コマイ、カワガレイ、ハゼ、シャコという感じかなぁ。

 

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本日の釣果

・アブラコ 24.5cm

・ウグイ 35cm

 

 

 

2018-11-23(祝) 【考察】 ~投げ釣りは、仕掛け作りが楽しい^^~

いやぁ、一気に冬景色ですなぁ。

昨日は仕事終わったら、苫小牧まで直行して、天候悪化ギリギリまで(ハモ釣り+クロガシラ釣り)をしようと目論んでおりましたが、絶対無理でしょ。この吹雪で幹線道路すら走りづらいくらい積もってしまい、せっかくの祝日(基本、日祝は釣りタイム)が台無しです。あぁ…仕方ない、日曜日のカジカ釣りのための準備をじっくりやりましょうか。

 

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↑ ダイソーのケースに、ハリスの装飾に使う各種マテリアル。

 一番重要なのは、夜光ビーズ。いろんなのが売ってますけど、夜光継続時間がダントツで長い、「8時間」や「150倍」というやつを愛用。夜光時間がすぐに終わってしまうビーズは使う気になれません。

 でも、いままで愛用していた安い仕掛けは、継続時間の短い夜光ビーズ(小)が付いてるだけなのに、高価な仕掛けと遜色なく釣れるんですよねぇ。まぁ…気持ちの問題なのでしょう。自分が納得できれば良いでしょう^^

  

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↑ 前回の日高遠征でも活躍してくれた 手作りカジカ仕掛けと、換えバリ二種類

 中古釣具店では、昭和時代のハリが定価の半額以下でいくらでも入手できます。そこで初めて見かけた「アブラコ針」、アイナメ針とは違い、よいフォルムをしています。一度実戦で使ってみて気に入ったので、7袋くらい買ってきましたw

 手作り仕掛けを始めてみると、いかにハリス付き針のハリスが貧弱だったかが分かりました。このまま使うと、違和感ハンパないです。勿体無いが、ハリスはカッターで剥がして、パリっとした仕掛け用ハリス「ホンテロン5号」に付け替えます。自動糸付け器でちゃちゃっと量産して、換え針として使いやすいようにゴム管でひとまとめにしておきます。

 市販のハリス付き針や、仕掛けって、がっつり折り目が付いてるじゃないですか? あれがすっごくイヤだったんです。だからいつも使い捨てしてたんですが、やはり勿体無いし、使ってて気持ちよくない。よし、面倒くさそうだけど、いっちょ自作してみようかって始めてみて、数ヶ月経ちます。最近ようやく納得できる仕掛けを作れるようになった。納得できると、使い捨てなんてあり得ない。ただ市販のハリス付き針だけは、だらーーんとしてイヤ!! 耐久性のあるハリスを使えば、何度でも使っていける。

 釣り場では、仕掛けを仕掛け袋に入れる前に、500mlペットで持参した水道水ですすいで、キッチンペーパーでよく水分を取ってから仕舞います。こうすればハリの腐食もないし何度でも使えるから。

 

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↑ ちなみに、最近 釣り仲間に教えてもらってから利用しているお店は、伏古札幌新道沿いにある「おもしろ市場 本店」というリサイクルショップ。

 けっこう広い5Fフロアがまるまる釣具コーナーになっていて、半分くらいが格安価格、特に オモリなんかは、1号=1円 なので、30号のオモリが30円と激安です。オモリをロストしなくなった現在では、あまり必要ないんですがね。昭和初期と推定してしまうくらい 歴史を感じる、自分で型に流し込んで作ったような物や、鉄筋を切断した物とか、我々釣り師の先達が歩んできた歴史を垣間見ることができる 釣り具の博物館 のような場所でもあります。

 ジャンク品の竿も、いつか買ってレストアして使ってみたいかも。釣り師ってDIYが好きじゃないですか? きっと琴線に触れる何かがあるはず。ぜひ時間を見つけて行ってみて下さい。

 

 

2018-11-18(日) 87th 日高門別の海岸 ~四度目の挑戦、ついにマツカワが釣れた!?~

 日頃、LINEで釣りの話題を交わしている釣り友から、今年最後のマツカワ、カジカ狙いで日高へ行く? との誘いがあり、もちろん「行くとも!!」と二つ返事。一週間で一番忙しい土曜日の仕事から帰って、すぐに車中泊+投げ釣りの荷物を積み込み、先行する彼の待つ、日高 シノダイ岬へと向かいました。

 釣りを始めた1年目は、日高方面なんて、遠いし行くことはないだろうと思ってましたが、2年目の今年は、突然 投げ釣りの魅力にすっかりハマって、中でもマツカワという幻のカレイの存在を知ったことにより、是非とも釣りたい、でも、ぜんぜん釣れない、投げ釣り師にとっての、第一級ターゲット「マツカワ (タカノハガレイ)」を追い求め、ついに4度目の挑戦となりました。

 

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↑ アプリWindyで風を確認すると、日本海は最悪。太平洋は大丈夫そうです。
いつもの日本海がダメでも、太平洋側が大丈夫というパターンは多いです。苫小牧は高速使えば50分圏内ですから、こういう時に行くことが多い。

 

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↑ 高速に乗ると札幌から約90分。3週間前にマツカワ狙いで行った門別漁港のすぐ隣がシノダイ岬。岬といっても、高さはほぼゼロで、平磯が広がっているようです。夜10時前に合流を果たし、気温0℃。寒っ!!!  じゃあ寝る前に2本くらい、イカゴロ仕掛けを投げてみようと。

 しかし、アタリらしいアタリも無く、石狩湾方面と違ってカジカがうようよ居るわけではないみたいです。それでも、イカゴロは太平洋の荒波に揉まれて溶けていきます。もったいないな。今夜はもう寝ちゃおう。早朝4時起きのアラームをセットして、グッタリと眠りに落ちました。昨晩は、カジカ仕掛けとマツカワ仕掛けを、ちょっと本気出して夢中で作ってしまい、3時間睡眠でした。「おれ、お疲れ…Zzz...」

 アラームが鳴り5時間睡眠から起きると、ちょうど相棒も起きたようです。まだまだ眠いが、釣りに来たんだし、頑張って着替えるも、やはり魚の反応はまったくない。そうやって明るくなってきて、隣で4本竿を出していたおじさんが近づいてきた。

「何か釣れたかい?」
「いいえ、まったくアタリもないです」
「俺もキュウリ1匹と、ドンコ1匹だよ」
「うちの相棒も、ドンコ1匹でした。キュウリですか!? へぇー!!」
「釣れない原因が分かったよ。あそこ見てごらん。トドが居るでしょ」
「えっ、マジですか?  えーっと、あっ!! 出てきた、わぁ、こりゃあ釣れないわけだ」
「俺たちの真正面。50mくらいか。まいったねー」


 薄ら明るい海に、たまに浮き出てくる黒い影。

 これは、移動しなきゃ! 相棒と相談して、それで上の地図のサーフへ小移動しました。先客さんたちが、サーフに ずらっと 4~10本の竿を並べております。10本ってすげーなー^^;;  こういう光景を間近で見るのは、今日が初めてだし、ついに僕も買ったばかりの 赤いサーフスタンド(約1,000円) を4基を使うのです。ワクワクするぜ!!!

 

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↑ かっけーーー!!!! なんか嬉しくなってくる。
砲台を設営している気分。

 僕は普段、投げ竿は 20-360 (適正負荷オモリ20号の投げ竿、長さは3.6m) を4本並べて愛用してるのですが、さすがに荒波の多い太平洋では、使い物にならず、硬くて長い、30-425 を2本だけ買って使ってました。しかしマツカワ狙いの竿は多く出して探っていかねばならないので、急遽、安い 3,980円のを2本購入しました。(いまでも4000円を安いとは思わないが…釣具の世界では安物の位置づけなんですよね)


 その竿は 27-420 の竿で、できれば 30号が欲しかったが、軟わめのロッドしか売ってなかったんです。でも27号という武器も欲しかったし、太平洋でも通用するだろうと考えました。
 実際使った感想ですが、思った以上に柔らかい感じでした。しかしグラスファイバーほど柔くないです。ふつう投げ竿のガイドの個数は5個ですが、この竿は7個だったので、柔らかいんだろなぁとは思ってました。
 気に入りました。これはこれでありだし、高い波でも、サーフスタンドに立てれば、波の影響も最小限で問題なし!!

 

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↑ 今回最初の獲物は… イカゴロ仕掛けのフック2本に掛かった、クサウオ君。30cm。おおっ、これが噂のクサウオか!!  (語源は、加賀弁でくさい(つまらん)魚)
 なぜか冬~春の樽川埠頭や西防砂堤の夜釣りで、クサウオの赤ちゃんサイズがよく釣れますが、これが成魚か。胸に丸い吸盤があり、皮膚はプルンプルンのゼラチン質でブヨブヨです。日本海で成魚は中々釣れないので、一度は釣っておきたかった。ドンコちゃんと同じく人気のないお魚ですね。リリースです。

 

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↑ ハゴトコが一番釣れて、計7匹。今回の最大サイズは26cm。
門別はハゴトコが多いなぁ。前回の門別漁港テトラの穴釣りでも、こればっかり。
 図鑑では、ハゴトコは23cmまでしか成長しないと書いてあり、そのとおりで、いままで30匹くらい釣りましたが、今日までは最大23cmでした。なので、26cmというのは、いったいどういうことだろう?  進化して、スーパーハゴトコとか?
 アブラコとの見分け方は、どくとくのドット調の雰囲気と、尾びれの形状。

 

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↑ グリーンカラーのハゴトコも3匹釣れた。最初は食べ物の違い (草食系?w) と思ってましたが、もしかしたらアイナメ同様に、婚姻色なのかも知れませんね。ん? ハゴトコには黄色味の強い固体もいるから、実はあれがオスで、産卵期になると黄色から緑色に変化するんじゃないか?
 ハゴトコの食味はあまり美味しくないそうですが、たしかに食欲は沸きませんね。こんな派手なグリーン。

 

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↑ こんな根魚ばかり釣れるってことは、海底は海藻地帯かも。
そう思って、Deeper Pro+ を中投げしてみると、40mくらいの地点で、深さ2.5m、水温11℃、やはり海藻が茂ってる。海底のデコボコは、向かい風が強くなってきて、波が立ってきたからです。本当はほぼフラットでしょう。

 駆け上がりの場所なども探りたかったが、この海面状況では無理ですね orz

 

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↑ ゆっくりリーリングして魚探ボールを移動させながら、海底を調査。ああ、無理ですね。でも波打ち際まで海藻が茂っているのが分かる。そして、波打ち際にゴミ? 砂?と思われる多数の浮遊物の反応がある。

 この水温11℃という数値は、石狩湾の14℃と比べると低いですね。イメージ通り。

 

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↑ 自作のカジカ仕掛け。仕掛けを自作するようになったのは、この数ヶ月ですが、いやぁ、楽しいです。市販仕掛けよりゴテゴテしちゃいますが、愛情込めた分だけ、釣りが楽しいです。そしてちゃんと釣れてくれる。

 

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↑ 4本並べると、竿先なんて見てる暇がないですね。竿先にスズを付けておき、確実にアタリに気づくようにしました。そうやって、黙々とローテーションを繰り返していたところ…

 

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↑ マツカワがキターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

ハゴトコとのダブルで釣れました。15cm  (><) 小さい!!  でも、初めて釣ったぞ!!
松の皮に例えられるウロコの感触を少しだけ楽しみ、

 

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↑ すんません、裏返します。一目で分かる黄色い裏側。複雑な模様ですね。
仕掛けは、ハリスに小さい夜光ビーズ1個という超シンプルな胴付きカレイ仕掛けに、塩イソメでした。やはりカレイはイソメだよなと思った。
 ほかの魚より心持ち優しくふんわりと、海へリリース。今年はもう来ないけど、来年は積極的に遠征に来るぞ。だって、マツカワ様は、いるって分かったから^^v

 

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↑ お昼頃になると、魚信も遠くなった。
相棒と12時に納竿しようと打ち合わせたとおり、竿3本体制でやってた彼は先に帰っていく。次こそは、青島海岸で3人でカジカ釣りしようねと約束して別れを告げる。彼の釣果は、クサウオ1、カジカ(27cm)、ほかはあまり釣れてなかったように見えた。僕は自分の竿にかかりっきりだったので、あまり彼のほうを見れてなかった。

 僕に最後に釣れたのは、34cmと立派なクサウオ君だった。2匹目。最初はキモかったけど、このプルプルボディーのあまりのゼラチン感を少し楽しめるようになった。マツカワ仕掛けのサンマに食いついてた。両手で包み込んで優しくリリースした。

 

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↑ このサーフスタンド(正式名称は知らない ^^;)
足を掛けて砂浜に深く打ち込むことができるようになってるんですねー。
(ホーマックの売り場で売ってたものは、足をかける部分が付いてなかった!!)
最初、竿ってどうやって置くんだろうって、想像できなかったけど、他の人の使っているやり方を見て納得。ラインをピンと張って、海側へ引っ張られる力が加わっているため、倒れないということなんですね。もし大物がかかって、糸ふけがでたら竿が後ろへ倒れるかもw こいつとの付き合いはこれからさ。よろしくね。赤いキミ

 あ、赤いキミで思い出した。僕から50mくらい離れた隣の隣の釣り人が、でっかくて赤いやつを釣り上げてましたよ。あれを見たとき、ただの砂浜じゃないなと確信した。

 

本日の釣果

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マツカワ 15cm

・ハゴトコ 7匹 (最大26cm)

・クサウオ 2匹 (34cm、30cm)

 

 

2018-11-15(木) 86th 石狩 嶺泊 ~カジカ場と聞いて~

いま嶺泊より、帰還しました。
うちのカミさんが、11時半までに帰ってきてよ。とのたまい、
― りょ、了解!! 行ってきます!! と出かけた先は、夜の嶺泊。

 誰もいなかったら、怖いなぁーと思ってましたが、いるいる車が。
竿先ライトがいっぱい。
サーフまで入っている車が4台と、舟揚場に2台と僕の1台で、計7台の車両と人員たちで賑わってました。これで、怖くなーーい ^ ^

 

 もともと怖がりではなかったんですが、先日、古譚漁港で、幽霊の存在を嫌というほど味わったので、トマウマになりました。常にあの時の事が、頭をよぎるのです。やはり、もう出会いたくないものです。このお話はまた後日。

 

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↑ 舟揚場に駐車して、そこから徒歩で、賑わっているサーフを奥へと進み崖と海岸に挟まれて砂浜が細くなっている辺りに釣り座を構えました。途中すれ違ったオジさんに、お聞きすると、「運だよ、運。運が良ければカジカも釣れるさ」と意味深なことをおっしゃる。このときフラグが立ったのですね。

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↑ さて、まずは中通しオモリ5号に、多段ハリスを結び、ぎょぎょライトを付けて、イカゴロをチョイ投げします。結果から言うと、中投げよりチョイ投げ気味のほうが魚信が多かったです。ウグイ(33cmクラス2匹のみ!!)  やはり根掛かり、ハリス1本を失いました。一度だけ竿を持っていかれるアタリがあるも、イカゴロだけ綺麗にもぎ取られていました。あれはアブラコかもしれない。次は、素直に青島海岸に行こうかな^^;


ーーーー本日の釣果ーーーー

・ウグイ x2

 

2018-11-14(水) 明日の釣行準備 ~自作仕掛けでカジカ釣りたい!!!!~

みなさん、こんばんは。
今週は雨ばーっかりで梅雨みたいで嫌になりますね。
そんなお天気アプリとにらめっこしてたら、明日だ・け・は・天気がいいじゃあーりませんか!!!  今日は風邪ひいたみたいで気だるいのですが、明日は仕事終わったら、這ってでも行くつもりです。前々回に初めて カジカをゲットできましたので、心の余裕を持って、明日はもっと近場で狙おうと思っております。

 

↓ 関係ないですが、釣り友からの情報が入りました。

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↑ <注意!!> 取引先の釣り友からのLine画像。(余市漁港のウキフカセ釣り)

 

彼は、毎週毎回、余市に通い続けて、ソイのウキ釣りをやっておられます。僕とは釣果を報告し合っているのですが、やはり余市ヤリイカが揚がるんですねー。一度釣ってみたいけど、イカのシーズンの混み合いがどうも苦手でして。

 ソイ釣りウキ仕掛けにサンマの切り身をエサに、イカがちょっかい掛けて、釣れちゃうらしいです。僕なら本命をヤリイカにしますがね^^  そんなソイ釣りに魅せられた 実直な彼に好感が持てるのです。

 

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↑ 話を戻して。そう、札幌から最も近い カジカ場と言えば、ここ嶺泊(ミネドマリ)ですよね。
 私の敬愛する Akamimi氏が実釣レビューされていた場所は、河口側のポイントでした。ここは過去三回、ワームでトライしたのですが、一匹も釣ったことが無い、苦い経験のある因縁の場所です。その頃は初心者丸出しでしたからね。明日は、きっちり釣らせて頂きたいと思います。

 ここのポイントはどこに撃っても釣れる気がしますが、やってみなきゃ分からん、逆方向の (広大なるウミシダの草原) にぶち込んでみたいと思います。あんな海藻の大草原に突撃して大丈夫か!? と内心ドキドキですが、すごく気になるし、イカゴロって集魚能力最強なんじゃないかと思っているので、やってみたいです。はい。河口側って、ウグイ多そうだし。

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↑ 最近は、中古釣具コーナーの掘り出し物を見つけるのにハマってます。消耗品の釣り針なんかは、なつかしい昭和の遺物を大量に買いまくる。オモリも激安!! でも、太糸タックル(PE3号+PE5号)を使うようになってからは、根掛かりロストが無くなり、オモリが減らなくなっちゃった。でも買っちゃう!! 

 カジカ釣りって、もしかしたら、(中通しオモリ + カジカ多段ハリス) で十分なんじゃないか? と思ったりしてます。まだ一回の釣行経験ですが、上ハリのカツオには、一匹もヒットせず、すべてイカゴロだけで4匹釣れました。だから、イカゴロだけでいいんじゃない? と思うのです。明日は、その一見ふざけた最小限の仕掛けで調査したいと思います。さてどうなることやら。

 (追記)

 やはり上ハリって必要かも。単純に確率が上がるし。それと中通し仕掛けでイカゴロって、なんかしっくりこなかった。逆に根掛かりも多くなる気がしたし、やはり天秤になっているのには、ちゃんと理由があるのだろう。これで自作仕掛けの設計図がなんとなく見えてきました。市販仕掛けの形が一番理想的だって…。 

 

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↑ じつは、はじめてハリに糸を結んだ(笑)
やってみたら意外と簡単だった。中古の激安ハリをいろいろ組み合わせられて楽しい。きっと老眼では辛いはずと思い込んでて、ハリス作りは、自動ハリ結び機を使用していたのです。でもどうしても、多段ハリスを作ることができず、仕方なくマニュファクチャでやってみたら、面白い!!  実に面白い!!! (ガリレオ風w) これからは手結びのほうが早くできそうだしいいかも。

 ハリ先には、いつもコルク片をキャップしています。こうしないと仕掛け袋に入れれないし。輪切りにして円を四等分にすればOK。お試しあれ^^ ハリスは以前は普通のナイロンを使ってましたが、最近、ハリス用の糸があると知って、それなら専用の糸のほうがいいだろうと使っております。投げ釣りだし太めの『ホンテロン 5号』を愛用。パリッとしてて、クセが付いても指でのばしてやればすぐ元通り。なんでも本テグスに近い製品なんだとか。そういや子供の頃は、糸はテグスでしたね。

 さーて、明日はどうなることやらです。では、また明日レビューします。(頼む、釣れてくれ!!) 

 

2018-11-11(日) 85th 石狩湾新港 樽川埠頭 モニュメント 手前 ~風裏を探して~

せっかくの日曜日は、生憎の強風。Oh, my God !!

今日は家族の用事があり、朝7時には納竿せねばならない。となると石狩湾新港とその周辺となるのだが、風裏となるポイントは、港の二箇所くらいしか思い当たらない。

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↑  釣りに最高に便利な アプリ  Windy。内陸は無風でも海は一面  強風が吹き荒れる。車中泊から朝3時に起床すると雨風が車のボディーを叩きつけていて意気消沈。しかし、しばらくすると雨風が止む。

   せっかく来たんだし、やるだけやってみようと花畔埠頭の駐車場から樽川埠頭の駐車場に移動すると、こんな早朝、深夜?から  サビキ釣り場混み合っていた。端っこで三本の投げ竿を出していた方に挨拶して、情報交換を交わす。彼も本当はモニュメントに行こうとしていたが、寒いので車の前でできるこの場所でやってるんだとか。

    ハゼしか釣れていないそうだ。先週コマイも釣れたし、ここもコマイが釣れ始めても良い頃だろうと思ったが、聞いてみると彼もまた東埠頭のフェンス前の浅い場所で、40cmのオオマイをゲットしていた。Oh! my God!  ただ数は少なく釣れても1、2匹だという。僕も1匹だけだったし群れの規模は小さいのだろう。

 

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↑  モニュメント前は、岬の先端みたく風が強いため、防砂林?によって風裏となるこの辺りに入釣。

    さて、初めてのポイントだし、気になっていた海底の地形をまずは調べてみよう。 Deeper Pro+ を投げ竿でぶん投げると…

 

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↑   中投げ(40-50mくらい)して着水してから、wi-fi 接続が始まり、魚探の状況が iPhoneアプリに表示される。いきなりの魚影の多さにビックリするが、水深10m超というのにも驚く。この中央水路の幅から考えると、ほとんど端っこですよ?  もっと奥に投げても、きっとフラットに同じ深さなんだと思います。

 

 

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↑   手前にゆっくりとリールを巻いて、海底の様子を見ていきます。最深部はシャコやハゼが多いということは、泥砂状なので海藻も生えていませんでしたが30m手前からゆるやかに駆け上がり海藻が茂っています。それにしても魚影濃いなあ。でも投げ釣りでは釣れないんだよなぁ^^;; 

 

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↑   予想ですが、この階段状のブロックが海底まで敷き詰められているのだとしたら、根がかりの名所と言われるのもうなずけます。きっと海藻はこのブロックに根を下ろして繁茂しているはず。だって砂底に海藻は生えませんから。
 巻き上げ時は、一気に浮かせて浮いたオモリが落下する間もなく、リールを巻いていくというやり方じゃないと、途中にもっさり生えているコンブに捕らわれてしまうイメージだ。ん? いや、違うか。きっと段差にひっかかるのか!? 最悪ですな(笑)

 

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↑   竿先がモゾモゾしてると思って、聞きアタリしてみるとシャコ特有の重さを感じた。シャコは慎重に引いてこないと途中で落ちやすいので緊張する。途中で何度か海藻に引っかかる感触がしたが、なんとかゲット。よく見るとお腹にハリが…スレ掛かりか。

 

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↑   大きめのハゼが鈴を鳴らす。シャコとハゼ、あとワタリガニも同じ  泥砂に住む仲間だ。予想どおり。しかし、本命のカレイはいませんね。

 

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↑   うーん、三本並べても、アタリがない。僕の後にモニュメントに入釣したおじさんの様子を見にいきます。(あれ? 渡し船?が通っていった。もうシーズンオフのはず)

    彼は、ロケットカゴを付けて遠投していた。めっちゃビュン!!と飛ばしていて、いまだオーバースロー投法しかできない僕からみるとめちゃカッコいい。オーバースローは狙った方向に打ち込めるけど、飛距離が出ないんですよね。いつか出来るようにならないとな…。

    聞くとカレイ狙いできたが、ウグイやフグばかり釣れてるそう。新港でロケットカゴ使うと外道ばっか来ますよねー。

 

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↑  最後に釣れたのはチビハゼとスターミー。あるあるですよね。

 

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 ↑ ずっと好天でしたが、ついにポツリポツリと雨が…。ちょうどタイムアップだし、帰り支度を。向かい側の花畔(Bannaguro)埠頭方面で降雨確認。こうみると局地的にこぼれるように降雨しているのが分かる。竜巻にも似ている。

 

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↑ 駐車場にトボトボと戻ると、あらら、サビキ場は車ビッシリ。30-40台はありますね。しばらく観察していると、チカが釣れています。僕はあの混雑した中で釣り糸を垂れるのが苦手です。誰もいない場所でのんびり釣りを楽しみたい人間です。だからボウズもよくあります。今日なんかボウズみたいなもんですね。でも一度来たかった場所を調査できたのは、一歩前進。EXPは稼げたかな。さーて、週2釣行なので、平日の次回はどこに行こうかな。(日の短くなって寒くなった現在、平日は新港ぐらいしか来れませんが^^;)

 

ーーーー本日の釣果ーーーー

・シャコ x1
・ハゼ x2
・ヒトデ x1