きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2018-11-25(日) 88th 厚田青島海岸② ~雪と雨の中で黙々とカジカを狙う~

 先日、友人3人で青島海岸にカジカ釣りに行こうぜという企画が、生憎の積雪の中で決行されましたが、1人のメンバーが土壇場で行けなくなったと連絡があり、結局、いつもの釣り友との二人の釣行となった。

 

 年末並みの忙しさを耐えしのぎ、帰宅後すぐに釣り道具を積み込んで、夕マヅメから現地入りしている彼の待つ厚田の駐車場へと向かう。出発してからどんどんと吹雪の様相に変わっていき、気づくとかなりの積雪。厚田の手前の下り坂カーブでハンドルを取られて、対向車線に半スピン!! 幸いなことに対向車もほとんどなくて助かる。本当に肝を冷やしました。自分はもちろん、相手にも起こり得るわけで、やはり冬道の遠出は、もうやめようと思いました。一度制御を失うとほんと滑りますね。いやぁ、生まれて初めてかも知れません。

 

 彼と合流した時点では、かなりの吹雪で、これでは釣りにならないから、とりあえず寝て、いったん早朝3時に起きて、吹雪がやんでたら降りていこうということになり、すぐに車中泊。ここで、100円ショップで買った「アルミ蒸着シート」を試してみた。冬用の寝袋の中に、薄い毛布を入れて、寝袋の上にふぁさっとアルミシートを被せただけですが、ほんとうに温かい!! 冬の車中泊の必需品に決定です。畳一畳分くらいの大きめで足先から頭まで被せれば、まるで冬じゃないみたい^^

 

keeton.hatenablog.jp

↑ 前回初めて来たときは、カジカとアブが多いなと思いましたが、さてさてあれから、16日経って雪まで降っています。どうなることやら。

 

f:id:keeton:20181125212757j:plain

↑ 駐車場からは下の海岸に降りる路がついている。(明るくなってから撮影)
この写真の場所、最後のカーブだけは、海側に斜めってて危険。

 

f:id:keeton:20181125214612j:plain

↑ 3時に起きると、雪はまったく降ってません。二人で海岸へ降り立ち、降りてすぐの場所に釣り座を構える。イカゴロ仕掛けで2時間やってみるものの、まったくアタリすらありません。前回は入れ食いだったのに…もぅ岸寄りシーズンは終わってしまったのか!? なんかエサ取りすらいなくて、5時間睡眠したはずなのに、猛烈に眠気が…相棒もウグイしか釣れず、相談して、明るくなるまで2度寝しようということになり、駐車場へ戻る。アルミシートに包まれ、1時間半ほど仮眠。

 

f:id:keeton:20181125221551j:plain

↑ 再び降りてきて、釣り再開!!
相棒の竿には、アブラコ 38cmが釣れていた。アブはリリースするそうです。僕の2本にエサ取られてただけ。やっぱり渋い。二人で相談して、もっと奥の 洞湾エリアまで行ってみようということに。

f:id:keeton:20181125222013j:plain

↑ ごろた場は、こんな感じです。きれいな石も沢山落ちてて、以前だったら拾い集めてただろうなぁ。これが海の中にもありそうな雰囲気です。ここの厚田の崖の上にある家々は、おそらく漁師さんの家なんでしょうね。谷沢から雪解け水が流れ込んだ場所には、かつての中規模の船着場の跡と思われる遺構(人工的に建てられた多数の杭)があった。

 

f:id:keeton:20181125222434j:plain

↑ ここには いい感じの根が固まっていた。僕はここに釣り座を構築。相棒はもっと奥のコンブが多く打ち上がっている場所に決定。

 

f:id:keeton:20181125222641j:plain

↑ 根の周りは岩盤になっているようで、根掛かりがひどい。一番やばいのが、この写真の針に付いてる「コンブの根っこ」にひっかかるパターン。強力なタックル(30号竿、PE3号+PE5号リール)による強引な操作によって、今回も仕掛け、オモリのロストはゼロ!! 

 最近購入した「スパイダー」と呼ばれる、根掛かり軽減ユニットを 仕掛けとオモリの間に接続して使うのだが、軽い棒オモリ(10号)の効果もあってか、どんなヤバそうなポイントにも打ち込めるようになった。もしかしたら、新港の西防砂堤のテトラ周りでも、アブラコ狙いの投げ釣りができるんじゃないか!? あそこで是非ともやってみたくなった。

 

f:id:keeton:20181125223559j:plain

↑ やっと魚信あり!! アブラコ 24.5cm
うーん、他にウグイ 35cm と続くも、それで終了。海は沖まで茶色く濁ってて、寄せエサ効果の高い、イカゴロ仕掛けじゃないと、エサを見つけてもらえない状況。劇渋の一番の原因かと。しかし、相棒は…

 

f:id:keeton:20181125224400j:plain

↑ 35cmのカジカを釣り上げる相棒。
前日の夜に、30cmをゲットしているので、この二匹を持ち帰った。

 さすがは釣り歴4年のセンパイ。釣り座の選定眼もしっかりしていて、コンブが多く打ちあがっている場所を選んでいた。この海岸は歩いていくと、いろんな釣れそうなポイントがある。春~秋はよい釣り場だろうと思った。

 

 朝の第二ラウンドが始まってから、すぐにボタン雪が降ってきて、すぐに大粒のポツポツ雨に変わる。3時間くらい冷雨に打たれながらの釣り。帰る頃にはピタっと止みました^^; そんなもんですよね。Windy の予想どおりの天候でした。風がなかったため寒くはなかったが、冬用のブーツが布製だったので、染み込んで気持ち悪かった。あとグローブもグチョグチョ^^;

 

 最後の最後に、駐車場が草っぱらなのですが、坂道になってて、軽ワゴンの僕一人では絶対に脱出できなかった。相棒に何度も押してもらい、最後は僕がオーラを吹き出しながら気合で押して一気に脱出成功。いやあ、JAFカード忘れてきたから、ほんと焦った汗った。今日の釣行では、人生経験としても、釣り場経験としても、多くの経験を積ませてもらった。いつもは気軽に一人釣りをきままにやってますが、二人だからこそできる冒険もあるんだなと。ほんと友人に感謝です!!

 

 道路の雪が解けるまでは、新港オンリーの釣りになりそうです。どうもサビキ釣りは性に合わないし、一年中投げていたいので、これから冬は コマイ、カワガレイ、ハゼ、シャコという感じかなぁ。

 

------------

本日の釣果

・アブラコ 24.5cm

・ウグイ 35cm