きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2019-08-14(水) 44th 石狩湾新港 花畔埠頭ちょい沖~ <ゴムボート通算8回目> あわや沈没の危機!!

みなさん、こんばんは^^

せっかくのお盆休みに台風で、どうやら1回しか釣りに行けなくて

なんとも 釈然としない きーとんです。

 

今朝は気合の、02:50起きで、日の出40分前出航したんです。
こんだけ薄暗かったら、もしかしてソイも釣れるかもって気合十分でした。

 

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↑ やっぱり暗くて ISO 25600くらいの粒子の粗さですな。
今日は風が強めとの予報ですが、安全な発着が可能な幅3mくらいしかないビーチはちょうど風裏なため穏やかに見えました。

 

前回の撤収時に階段状護岸をズリズリしちゃいまして、船底はボロボロ。
艦これ風に言うなら、「中破」。
付属の薄っぺらい透明補修シールを丁寧に6箇所貼って直したつもりでも、一抹の不安がありました。でも組み立て中には異常もなく、ほっとして出航しました。

 

ボートを掴みながら、ウェーディングである程度の深さまで行ったら、ボートに乗り込みます。まだ浅いのでスクリューは使えません。オールで水深1m以上まで漕ぎ出したら、スクリューを始動。よし、うまく出来たぞ。

ホッと一息ついてまだ薄暗い岸を眺めていると、シュワシュワとした音がしているのに気付いた。えっ、もしかして船底から浸水か!?
床を何箇所かチェックするも水気は無し。浸水ではない。
じゃあ、何だ?

 

ボート本体を触ると、バインバインにしたのに、少し柔らかくなってる!!!!

「!」
緊急事態。だが落ち着け、俺。

練習は本番のつもりで、本番は練習のとおりだ。
船首を岸に向けなおして速やかに帰還せよ。

「面舵いっぱーい!!  最大戦速にて戦場を離脱!!」

なんかどんどんボディーが 柔らかくなってきてるぞ。
やばいな。
水深2.5m。逆風。怖い、怖い。距離…残り100m。
たのむ、モッテクレ!!

恐怖心でスクリューで一気に陸まで行きたくなってしまうが、もちつけオレ。
浅瀬で気をつけなくてはならないことは、スクリューが海底を噛むこと。
落ち着いて、いつも通りのことをするのだ。

 

スクリューを海中から「チルトアップ」して持ち上げスクリューの破損を防ぐ。
あとは 降り立てるくらい浅くなるまでは、オールを漕いで戻る。
ふぅ。ミッション・コンプリート!!

 

不幸中の幸い。
すぐ異変に気付けて、ラッキーー!!!
あと5分気付くのが遅れてたら…。
水深10m以上。
海中には港内海流もあるでしょうし。

よく考えたら、気室2つのうち1個がパンクしても沈まない仕組みらしいが、
でもふにゃふにゃになった船体で、モーターを動かせるのか?
それに向かい風に向かっていけるか、向かい波を被って、浸水するんじゃないか…考えるとゾッとします。

あ、お盆……たまたまだよな……まさかね。
オレ霊感無いし…あ、去年、幽霊に会ってたわ。

 

以上、笑えない本当の話でした^^;;;

 

2019-08-11(日) 43th 石狩湾新港(沖防波堤近辺)~ <ゴムボート> まさかのブリが釣れちゃった(^_^)v

おはようございます。

今日は楽しかった きーとんです。

最近2回の釣行は、穴釣り(クロソイ26,20の二匹だけ)、もう一回は、東防砂堤にナイトロックを敢行してなんとたったの1匹(クロソイ20)と、散々の結果に鬱憤が溜まっておりまして。

今日こそはゴムボートじゃあ!!
しかしどこに行く?
石狩湾新港でやりたいけど、場所が空いてないしなぁ~。

ん!? 夜明け前から出航すれば、みんな寝てる間に出発できるんじゃないか?

夜は肌寒いし、キャンパーも少ないかもと行ってみたら、誰もいない。

ここだ!!  今だ!! と準備開始!!

このコンクリの護岸からの出航で、あとで泣きを見るとは、このときの僕には知る由もなかった…。

 

f:id:keeton:20190811231633j:plain↑ さすが港内。静かです。
夜明けとともにスタート!!

さぁ、何が待っているんだろう?

 

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↑毎年3回ほど渡っている 憧れの沖防波堤へゴムボで行ってみる。
今時期 何が釣れるかも分からない。港では小サバや小イワシが釣れているらしいが。

 

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↑ よっしゃ、来たぞ沖防波堤へ。風向き的に楽々来れた。帰りは大変かも。
もちろん上陸したいわけじゃない。もともと立ち入り禁止みたいだし、渡し舟のお客は特別上陸できるんだろねー。

 

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↑ ダイソーの100円メタルジグも、ちゃんとつれますね。
ボート釣り念願のマゾイだけど、おチビちゃんでした。
しかしトリプルフックは、いろいろと使いづらいなと思った。
三本のハリとも咥え込んだサバか多くて、ちょっと面倒だし、案の定根掛かりロストしちゃったよ。

 

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↑ あら、iPhone6の動画が貼り付けれない…。
しょうがないのでスクリーンショット
画質悪くてすいません。
小サバが凄いんです。
こんな感じで一つのジグに2匹でヒットしてきます。

移動中に魚探に反応しまくり。サバ祭りですな。

 

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↑ そんな中ひときわ大きいアタリが!!
僕はそのとき、これはブリ系に違いないと思いました。
僕の Shimano Lurematic MLロッドが、ぐんにゃりと曲がります。
アブラコ40cm以上の引き。こんときはワクワクしたよ^^

西防波堤でブリ釣れることもあったと聞いてはいたが。
去年はブリ来なかったし、今年も来ないもんだと思ってたから嬉しいです。

 

まぁ出世魚だから、28cmのブリは正確には違う名前だが、子ブリでいいでしょ^^

帰って刺身にしていただきましたよ。うっしっしっし。美味しかった!!

これは、しばらく新港にボート釣りで通わなきゃですね。

通えば、そのうちサイズアップもするでしょうし。

 

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↑ 移動距離13.5kmだって!?

どうりでバッテリー(2個とも) ギリギリだったわけだ。
帰りの向かい風はなかなか大変でしたよ。

でも磯と違って堤防で囲まれてるから安心できた。

 

大型船や漁船、水上バイクなど往来も多いかもと思い、周辺警戒もしておりましたが、日曜の早朝だからか少なかったですね。大型貨物船も遠くをノロノロ走行してくれてて横波も気にならない程度でしたし、しかし遠くからすごいスピードで走ってくる船を見てヤバイと思ったときは、最高速(5速)を使用して速やかに進路上から退避しました。2回ありました。

 

僕のバッテリーでこれをやるとすぐに空っぽになるので、奥の手です。普段は2速でエコ移動ですね。ボート仲間さんができたらついていけませんわw
ライトなボート釣り師を目指してるので、これくらいのバッテリーでやりくりできる範囲以上の行動はしないつもりです。

 

そして帰り支度していると、空気抜いて折りたたんだときに、あれっ? めっちゃ水を含んでてたぷんたぷんしてる。よく見ると船底に穴が6箇所も開いてた!!!!
敷いているスノコのデッパリがバッテリー積んでる重たい部分なので、おろし金に摺られたようになってました。

 

帰ってから付属の薄っぺらい補修パッチを当てて塞ぎましたが、コンクリからの発着は厳禁ですね。というかここまでダメージ受けてたら廃棄したほうがいいかもと思ってます。

(一日考えて、やっぱり新品を買い直しました。安全第一ですからね。15,000円は安くはないけど 最初から高いボート買わなくてよかった。)

新しいのが届く前にもう一度は乗るから、次回は様子見しなきゃ。
出発地点から近い船道に留まって サバゲーかな。

 

翌日、釣り友も石狩湾新港のオカッパリから、ミニサバを釣ってたと聞いて、詳しく聞き込むと、なんと、「シャケ、ブリ、ヒラメのライズする姿を見た」とのこと。そっかあ、こんだけサバで溢れていたら、大型魚も入ってくるだろうなぁと思いました。

 

釣れたサバは、僕が深場で釣ったものより、さらに小さいミニサイズばかりとのことでした。やはり沖防波堤まで行った甲斐があったのかなと思っています。

 

 

2019-07-21(日) 39th 石狩厚田方面~ <ゴムボート釣り初心者5回目の出航> いろいろありまして orz

おはようございます。

そう、午後にボート釣りから帰ってきて、バタンきゅーして起きたらお外真っ暗のきーとんです^^;

前夜から厚田道の駅で3時間寝て4時半に起きて出航は5時50分と、いままでで一番早く出発してソイ狙いのつもりでした。朝はいつも雲が低くパッとしないですが、朝日が昇ってくると快晴と言ってよいほど暑い一日となりました。

 

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↑ いざ出航の図。

今回は初めてバッテリー2台も積んで安心。

 

おっと、航跡アプリを起動するのを忘れてた!!
スイッチオン。

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↑ スタートしてから3分で、今日は出し風のせいか簡単に沖へと運ばれます。気づいたらかつてないほど沖に居て、怖くなって舵を切り、目印の大岩を目指して軌道修正を図ります。沖は風が強くてちょっと、いえ、かなり戻るのにも苦労しました。いきなりスタートからドキドキでした。ほんと風って怖いねー。

 

注文している「シーアンカー」がまだ来なくて不便だ。

あれがあれば海中表層にパラシュートを開き、風に押し流される速度をかなり落とせるはず。無いものは仕方ないのでアンカーを打ち込みます。

 

まずは買ったばかりのお高いジグを試すも、風が強くてアタリが取りづらい。
投げ釣りでもそうですが、強風の中では釣りになりません。えっ? 良く考えると強風?
沖って風が強いのかな。

出航のときには風をほとんど感じませんでした。予報ではいったん弱まるはずなので、風裏の大崖の裏でしばし耐えながらソイを、と思ってやってみますが、あれれ…。全然釣れん。。。

 

ふと気付くと、魚探のDeeperボールがプカプカと海に流されている。

えっ!? なぜ外れた!? ネジをがっちりしてなかったか…。

とにかくタモタモ、あっ届かない。

すぐにアンカーを引き上げて追いかけなきゃ。

……えっ!?  ぜんぜんアンカーが上がってこない。がっちり岩礁にハマってしまったようだ。いままで8回くらい使っても問題なかったのに。
マジかよ。おぃぃぃぃぃぃ!!!!!  あの手この手で引っこ抜こうとしてもダメ…あぁ。4万もした魚探が。

 

いま思えば、あのときアンカーのロープをナイフで切って、魚探を拾いにいくべきでした。(しょうがなく帰宅してから、Amazonに安い4500円の魚探を発注しました。深さだけでも知りたいので^^;)

 

ふぅ。気を取り直して、今日の目的でもある「海中動画」を獲りましょうか。

 

f:id:keeton:20190721224805j:plain↑ アクションカメラ(40m防水)と、防水照明装置を繋げて、重たい蝶番とくっつけました。
これを14号ナイロンで吊って海底に降ろします。

 

結果として、最初の撮影が一番良く撮れてたw
理由は、照明をONにしていたから。
2カット目以降は明るくなってきたし、照明はOFFにしていたから、なんかクッキリしていなかったです。海底は暗くはないが明るくもない。

とあるダイバーさんが言ってました。日中でもライトは点けておくべしと。くっ、まぁいいか。今度やるときは、今日のイマイチ動画を参考にしてやってみればいいのだし。

 

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↑ 動画編集なんてやったことないから、すぐにアップできないけど、近々Youtubeにアップしたらお知らせいたします。ボートを始めた理由の一つに、海のことをもっと知りたいから動画を撮りまくる。というのがあり。

 

おっと、いきなり好奇心旺盛なアブラコちゃんがライトの点いたカメラの周りをウロウロしていました。2匹。番(つがい)なんでしょう。

しっかし、ガチガチの岩場ですね。魚探の画面だけ見てたら、海藻が少ないので砂地かなと思ってましたよ。これだも、ヒラメも居ないわけですね。というかオレのアンカーもどっかでひっかかってるのか?

 

意外にもガヤが見当たりませんでした。

ガヤはどこにでも群れていると思ってましたが。

今日は各地で撮りましたが、魚影は少なかったです。

 

もっと穏やかな日なら、水深30mラインくらいまで沖に出て、砂地がないか調べてみます。僕の好きなカレイも探してみたいしw

 

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↑ 見てください。照明で照らされた部分だけは、正確な色合いで写っていますね。
照明無しだとグリーン一色。近々、新港の中でボートを出して「シャコ」が釣れる東埠頭の海底を調査します。すごく知りたい^^

 

海底の様子を見ることができれば、仕掛け作りの大きなヒントになるはず。

 

数箇所の動画を見てたら、アブラコちゃん、2匹で仲良く移動している様子をよく見かけました。つがいで居るとは聞いていましたが、どうやら本当みたい。

 

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↑ 結局アンカーは切ってしまいました。
これが奉納というやつか。
アンカーが打てなくなり怖いので、集落が見える場所まで戻ってきました。

はじめて最高ギア(5速)で強引に風下から高速移動。おぉ、こいつは気持ちよい。

と、思ってたら、いきなり動力停止した。

やっぱり電池喰うみたいw (バッテリー2台持ってきてよかった)

一度スロットルを「0」にしてから、「1速」に入れるとまた動き出した。

どうやら、5速を維持するだけの電圧は無くなったけど…、低速ならしばらく走れるみたい。

 

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↑ ここって様々な海藻が茂っていて綺麗なんですよ。
浅いけどここも撮影しますよ。今日はまだこの時点ではボウズですが。
なんか楽しい^^

 

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↑ 撮影中にまた動力停止した。
あれっ? あらら、海藻がスクリューに絡まってる。

バッテリーのプラグをはずして安全にしてから、スクリューの絡まりをはずしていく。よしよし、いろいろ経験を積めていい感じ。

 

今日は浅瀬も航行したので、舵が間に合わずに岩に船体がぶつかりそうになることが何度もあった。オールを持つのが間に合わないので、腕を伸ばしてカラス貝のトンガリから船体を護る。距離が開けば、スクリューで逃げれる。

 

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↑ 後半は風も弱まり、あっちーくらいです。
アンカーフリーにして水中カメラを沈めながら、ジギングするとやっと釣れました。やはりここはアブラコの聖地みたいですね。

 

動画みてると、必ず海底を2匹で巡回しているように泳いでいました。
それをイメージしながら底を取って探っていけば釣れる。今日釣った2匹はリリース。先週持ち帰った3匹は西京漬けにして小分けジップロックで冷凍庫にありますから、しばらくはアブラコはリリースの予定。

 

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↑ メタルジグはいろいろ持ってきたけど、根掛かり対策的に、前側にハリ一本の「豆アジ 13g」を使ってました。まるで生エサをつつくようにジグを停めててもパクパクしてしつこくバイトしてきました。

 

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↑ 7月になるとここもキャンプの家族連れが多くなってきましたね。

ムカカを恐れていましたが、風があれば襲われることはないみたいです。

前回来た時に、「手のひらがチクッとしたので見ると一匹のムカカが噛み付いてました」刺されたのはその一回だけ。毎回虫除けスプレーを持参してますがここでは使ったことないです。

 

空気を抜いてペシャンコのわがボート。
五回乗ってみたが、準備や後片付けがなんか慣れてきた。

 

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↑ そうそう、今朝5時に来たときに、このお二人のボート釣り師が来てて、うれしくって元気よく「おはようございます」と挨拶しちゃった。

僕の30分後に彼らも帰ってきたので、釣果を聞くと「ヒラメ、ブリ狙いできましたが、アブラコばっかりでした」と言ってました。先週はビシャベツで良型ヒラメ2枚とのことで、おいらも次回は違うポイントに行ってみるかなと思った。


砂地と岩場が混ざってる地形でヒラメを狙ってみたいもんだ。

 

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↑ 2台のバッテリー(20Ah x2)
今回ほぼ使い切った。
最高速(5速)を多用はできない。

風上に向かってなるべく早く帰還したいときなど、使いどころが限られるかな。
必殺技的に。スキル使用には制限がありますな^^
普段は1-3速を使うようにすればかなり長く走れそうではある。

 

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↑ 今回の航跡。なんかすげーことになってるなw
水中カメラの半分以上の動画は、結果的に使えたもんじゃないが、まぁ、一歩前進かな。今回は損失(魚探とアンカーで44,000円)も大きかったが、楽しかった。

 

この失敗を生かして、より安全にスマートな進化をしたいものだ。

 

 

 

2019-07-15(海の日) 38th 石狩厚田方面~ <ゴムボート釣り初心者4回目の出航> ようやく釣ったど!!

げげっ!! もう一ヵ月半も記事書いてなかったの!?

 

すいません、投げ釣り大会以降は、いろいろやってまして、そしてふと見たボート釣りの動画に心奪われて、ゴムボート釣りをやってみたくなって… 思い切って買っちまった(笑)

 

石狩湾新港の港内ビーチから出航され、私の目の前を通過して行かれるミニボートの方々を、いつも防砂堤先端から見ていたものですから、きっとその頃から気になってしょうがなかったんだと思います。

 

うちはマンション暮らしで物置も小さいし、ボートや機材を置いておくスペースなんてないので、本格的なボートは無理。自分で無理せず運べる重さ(ぺったんこ時、13kg)というゴムボートというよりは、強化ビニールボートですね。二人乗りサイズがすごく窮屈そうなので、3人用ボートを購入。(いま思えば、これで正解)

 

そして船外機はエレキモーターと呼ばれる 0.5馬力の バイク用12Vバッテリーで動かすタイプを購入。軽いし静かだしトラブルも少ないし、ただ白波を立てて海上を走るほどのパワーは無い。5速まである、ランク的には中の下くらいのやつを選んだつもり。

 

ただ バッテリーの限界が分からないので、恐る恐る1-2速の低速帯でジワリジワリと右往左往しておりました。仕方なく2個目のバッテリーも購入して、これでようやく最高速(5速)での移動ができるぜ!!と思っていたのに…。

 

ガッテム!!!!
海に着いて、ボートを膨らませている時に気づいた。
あ、玄関にバッテリー置き忘れてきた…。

片道70分。いまから取りにいって戻ってくるなんてできないよ。

ちらっと海を見れば、おお、珍しく「凪」だよ。
これはオール使って「手漕ぎ」で逝くしかあるまい。

 

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↑ きーとん専用機 SEAHAWK3。ボート自体は15,000円なのに、いろいろ揃えて6万以上はかかってるが。
船外機持ってきたけど今日は取り付けず。素のままのビニールボートで「人力でGo」

 

買ってから4度目の出航。
過去3回の経験から、今日は「舟ロック」装備でやってきた。
今年初めてのロックなので不安もあった。
なのに船外機無しかよぉ~T_T

 

が、前回までエサ釣りで釣れたのはガヤ先生のみ。
俺は、ソイ、ハチガラ、アブラコを釣りたい!!
とにかくやってみるべ!!!!

 

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↑ ふははは。激安4Kアクションカメラも設置して、Youtuberごっこだ。
無駄に高画質の設定(2.7K)にしてて、最初の70分しか撮影できんかったけどw
こりゃ次回は、1080P(フルHD)の4時間半撮影モードでいいな。


やっと大物を釣ったときには、microSDカードが満タンになって撮影不可になってたさ。前回使い慣れたアクションカメラを水没させて、新しいカメラを買って使い勝手がまだわからん。


とにかくボート釣りは道具が多すぎて、忘れたとか、積みすぎて狭いとか、いろいろ不測の事態が起こる。安全には気をつけているつもりなのでご安心ください^^

 

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↑ ここは新港周辺の遠浅海岸ではなく、陸から100m出ればすぐに水深10m。
ワームも反応なく、嫌な予感がしつつも、ホッグ系をやめてピンテール系ワームにすると、すぐにガヤが釣れる。よかった。ちゃんとお魚さんは居るようだ。これで少し希望が見えてきたぞ。

 

凪だけど、どうやら陸側に舟が引っ張られているようで、魚探の水深表示がじょじょに浅くなっていく。水深10mのところに居たのに、気づくと5m。げっ、陸がすぐそこだ。漕げ漕げ!!! と沖に戻っては…の繰り返しをしていた。

 

アンカー(イカリ)をしょっちゅう上げ下ろしするのは面倒だと過去3回の経験で分かったので、今日はなるべくアンカリングしないようにしていた。途中、いきなり深くなって、魚だらけの穴!?があったりと、とにかく舟釣りって面白いわ^^ いつか余裕ができたら海の謎を解明してやるんだ^^ 

 

そして、いきなり根掛かり!?という重みが。
むむむむ、おっ、ちょっとずつ動いてるな。おっ、根から引きずり出した感じがして、ファイト開始!!  おっ、この暴れぶりはアブラコに違いない。こりゃデカいぞ。
アブちゃんの姿が見えてからが、また暴れる暴れる。楽しい!!! 


やっとタモ入れができるぜ。
さっきのパールカラーのピンテールでゲット。
とにかく暴れて水浸しになるんで、計測はまな板の上でやることにして、フロート付きのビクに入れる。このビクもやっと使うことができた^^v

 

アブラコって料理にすると、それほど美味しくできたことが無かったんですが、
hojoさんのブログで、味噌漬け(西京焼き)が最強に旨いとのことで、楽しみにしていたんですよ。

 

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↑ 思わずガッツポーズをカメラの前でやってみるが、カメラの電源が落ちている。再度電源を入れると「カードがいっぱいです」だって。おぉ、ちょっと高画質設定にしているのを忘れていた。まぁ、次回でいいか。水中撮影ユニットも何度も改良した力作も持ってきたのに、今日は終了か。まぁこれも経験だ。とにかく今日は釣りに集中できるから結果オーライ。

 

ワームもボロボロになったし、僕にとって鬼門のメタルジグに交換。
何が鬼門って、一度も魚を釣ったことないんですよ。
ほんとうにこんな鉄の塊に食い付いてくるのか!?

 

あれっ、釣れちゃった…。
マジすか。なんか すごく楽しいぞ。

というか、これ以降はメタルジグしか使わなかった。

 

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↑ わが人生で初めてのメタルジグによる釣果。めちゃ嬉しかったので記念撮影。

 

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↑ 投げ釣り一本で一年やってきましたが、冬以外はボート釣りにハマりそうです。
海の状況次第ですかね。

 

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↑ 二匹目のアブちゃん!!
結局この日は、40cm近いアブラコ4匹、30cm級アブが一匹の計5匹。
ガヤ君は9匹と、大満足の釣果。

 

メタルジグがぜんぜん根掛かりしないので不思議でした。
これがトリプルフックの100均ジグならやばいんでしょうが、シングルフックのやつを使って正解だったのかな。

 

 

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↑ 航跡を記録するアプリを出航前から帰港後まで「ON」にして、毎回記録しているんですが、後半は弱い風が浜益方面(うえ)から吹いてきたので、アンカーしてない間ずっと(した)へと直線的に流されていくのが分かる。

 

最後に風上へ人力で戻るのはしんどかった。
弱風でこれだけキツいなら、これ以上の風なら人力では無理ということも知れてよかった。とにかく船外機関係の忘れ物は絶対にしちゃいかん。

 

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↑ 帰り道に 厚田道の駅はめちゃ混みなので、その向かい側の駐車場の売店で、削りイチゴ(500円)を買う。マシンに凍ったイチゴをトングで放り込んでいた。上に乗っかってるのはフルーチェですよね。でも美味しかった。

 

海の日なのに、気温も25度で曇ってるせいか、人工ビーチの海水浴客も少ないね。
そうだ、気分も良いし、朝市にも寄ってみよう。もう2時近いけどやってるかなぁ?

 

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↑ やってた。3軒だけ開いてましたが、パッと見で「タコ」を押し出している感じでした。お客さんもまばらだったので、他店も見たかったが諦める。

 

このタコ脚 いくらだと思います?

400円ですよ。
スーパーでは魚コーナーをいつもガン見してますが、スーパーなら1200円はするでしょう。高くてなかなか手が出ないんですがラッキー。
量り売りで432円のところをおまけしてくれた^^

しかも氷ボトルまでサービスしてくれるんだ。嬉しいね。

 

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↑ 良型アブを3匹とガヤ1匹。

測ってみたら、40、39、38、23だった。

全身筋肉痛でとにかく仮眠してからと思ったが、頑張ってサバいて切り身にしたりとやってたら、気づくと夜9時半。なんかフラフラするなと思ったら…おれ丁寧にやりすぎて遅いんですよね。妻には、トロいトロいとよく言われる。茶碗洗いもすすぎ時間が長いっす。

 

最後に排水溝のネットを捨てたら、キラキラ透明のウロコがごっそり!!
はじめて綺麗だなと思いました。
今回はまな板使わず新聞紙とキッチンペーパーを使用して下水に汚水を極力流さないようにやりましたので。

 

しかし3匹のアブラコから、かなりの切り身ができあがりました。
これを西京漬けにしました。
翌朝取り出して水洗いし、フライパンに油をひいて、まずは皮側から焼いていきます。すぐにくるんと曲がってくるので、フライ返しで押し付けて変形を防ぎ、カリっと香ばしく焼き目をつけます。そして裏返して弱火でタイマー1分でできあがり。

 

まず見た目がほんと西京焼きです。
匂いもすごく美味しそう。

一口食べる。うんまーーーー!!!!!
これ、ご飯が進むわーーーー^^v

 

ただ、次回からは、自分の遅さを考慮して2匹くらいに抑えておかないと疲れるな。
よくみなさん船釣りでクーラーいっぱい持ち帰るのを見ますが、知人に配るというのも疲れるし、やっぱり自分はキープしといて、最後に選んで数匹だけ持ち帰りかなぁ。

 

楽しかった!!
また日曜日が楽しみ。

次こそは日の出までに出航して、デカソイを狙いたいです。

 

 

 

 

2019-05-26(日) 27th 濃昼~ 投げ釣り大会本番-さぁ、結果はいかに!?-

 

ついにやってきた <投げ釣り大会2019> 本番。

初参加した去年の(ボーズ0点)の雪辱を誓うきーとんです。

 

https://douspo.com/event/fishing_20190526/

 

もう1年前から、待ち遠しかった。
投げ釣り一本に絞って、いや、その魅力に取り付かれて
いろいろと失敗して、いろいろと考えたりいろいろ得たり楽しい一年でした。

1年前は、「投げ釣りって、なんて難しいんだ。勝てる(釣れる)気がしない。運なの?」
などと苦手意識が先行しておりましたが、いまでは(釣れない理由)が分かり、(釣れる理由)もなんとなく分かるようになってきました。やはり場数を踏んで、いろんな釣り場を開拓して、釣りのレベルを上げていくことが大事なのかなと。

 

あとは、一緒に成長していける (釣り友) の存在も大きい。
相棒と言っても過言ではない。僕より3年くらい早く釣りを始めたかつての同級生。
彼とは しょっちゅう LINEで釣り談義に華を咲かせております。
そんな彼と一緒に、釣り大会の本番に「送毛」の地を想定して、一緒に現地練習したりドローン撮影したりしていたのですが、いかにも釣れそうなのに釣れない(二人で半日やって、アブ1匹(42cm)…)という微妙な結果に、また心が揺れるわけです。

 

本番前夜、滅多に掛かってこない電話が鳴って、「どうしたの?」と聞くと、
いま自分として、ここかなって思う場所があると思うから、各々別行動で本番戦を戦わない? と言ってくるのです。その時に頭に浮かんだのは、僕がかつて大物アブラコを2匹揚げた(濃昼)でした。あそこでやってみたいと密かに思っていたのを彼に見抜かれていたようです。

 

前置き長っ!!
そんなことがありまして、決戦の地を「濃昼」に決め、本番に臨みました。
大会当日 午前0時に受付に並び、終えたらすぐさま各々が戦う戦場へとクルマを走らせる参加者たち。去年よりも多い100名以上ですね。40分ほどで着きました。すでに他の参加者らしき3人グループが居る。良かった僕とは違うポイント狙い。独りぼっちじゃないし、真っ暗闇でも怖くなーい。

 

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↑ 明るくなってから撮影「濃昼」、波もほとんどなく、風がありますが、予報とは真逆の背中から吹いています。ラッキー。谷風なんでしょうかね。ここは荒れると釣りになりませんから。この時期は、めっちゃ細かい海藻ゴミがお布団のようだが、波打ち際だけしかゴミはない。
 釣った魚は、エアレーションした海水で快適に過ごしてもらうように、海水を汲み上げるも細かい濁りが酷い。しかし3分くらい置けば沈殿するので、上澄みの綺麗な水を使い準備万端。さぁ、何が釣れる? どんなドラマが待っているんだ?

 

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↑ 明るくなってから撮影。河口の流れ込みを重点的に徹底的に探っていきました。
使える竿の本数は、大会規定で2本までです。いつも3-4本出してますからちょっとアレですけど、その分、集中できていい感じでした。過去には大小のアブラコの実績があったのですが、さてどうなるのか。

 

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↑ 開始直後からモゾモゾした不確かなアタリが続くが、なかなか乗らず不安になるが、やっと最初の一匹目が釣れて、これで「0点回避」が確定。ホッとする。
24.5cmとかなり小さいが、もちろんとりあえずキープ水槽へ移って頂く(笑)

 

相棒とは、逐一、現在の状況を LINE で報告し合っていたが、彼には大物カジカ(37cm)が釣れたとのことで、うらやましいよりも一安心。そのサイズはカジカ部門で優勝するレベルだよと返事をうって僕も自分の魚信に集中する。すると、次に来たのは…

 

普段漁港ではまず釣れないサイズのガヤ君でした。
今回初めて使った「エビ塩 蛍いか」に食いついてきました。
メバルって身が柔らかくて、実においしそう。
大会の規定外の魚ですが、一応キープ。

 

そして、3匹目は…

 

 

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↑ 激しく抵抗する引きは、アブちゃんでした。塩イソメに。
これも 28cmと微妙でしたが、一応キープ。これでメインターゲットとして想定していた2魚種が揃いました。48cmクラスの大物アブも居るはず。楽しみだ。

 

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↑ 4匹目は、こいつは重いぞ!!
32cmの まずまずのカジカです。
これで、対象魚3匹のノルマもクリア。


この調子で釣って、最後に「重さ(大きさ)ベスト3」だけを選んで、計量審査にだ出せばいいわけですね。去年のボーズ(一応ウグイ1匹だけ釣ったがもちろん対象外)を思えば天国のような状況です。

ここも根掛かりポイントなので、新兵器15号オモリ+ゴムホースによる根掛かり対策はバッチリ。ゴムホースが短いと効果が弱いということが前回調査で判明したので、長めに切ってオモリにキャップしてあります。周りの人たちが見たら、不思議に思うことでしょうね。

前回3回ロスト→ 今回はテトラ際を狙って、風向きでPEがテトラに2度も引っかかり、さすがにロストを覚悟しましたが、すごい、強引に引っ張っても無事生還してきました。ツイてるぜ。今回はロスト無しです。これは効果バツグンじゃない!?

 

ここでドラマか!?

そう、本日一番のデカい獲物が!!

なんと3回大きく穂先を揺らしたので、直感で「アブのクビ振りダンス!!」と思い、思い切りアワセます。乗った!!  大きいぞ、暴れてます。楽しい!! このやり取りが魚釣りの醍醐味ですね。

根に潜ろうと走る走る(去年の48cmを釣ったときに根に潜られて大変な目にあった)、ここで強引に寄せたのがマズかったのか、河口のゴロ石に当たって上手い具合にハズれたのか。

まだ薄暗い時間帯、目の前でバレた!!!!!

 

僕の狙っていた大物アブだった可能性があるだけに、痛恨の極み。

少しはうまくなった自負があるが、まだまだだなぁ、オレ。
この失敗以降は、波打ち際のやりとりは慎重に行い確実に揚げることができるようになった。これも経験だ。うむ。前進あるのみ!!

 

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↑ 明るくなってきて、よく周りを見渡すと、途中にやってきた投げ師がいなくなってる。このビーチ貸切じゃん。ここでは上げ潮タイムにクロガシラも釣ってるから、それも狙ってみようかなと欲が出て、愛用の市販品の3本ハリ胴突き仕掛けに塩イソメで、湾の中央の砂地地帯に遠投をかけてみた。
 すると小さいアタリが、揚げて見ると、チビイシモチ君。やはり砂地にはカレイがいるのか。でもスタートが遅かったかな。遅いとチビカレイばっかりなんですよね。良型カレイは水温上昇を嫌うのかも。

やはりカレイじゃなく、アブ狙いで根の周りや遠投で投げてみよう。

 

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↑ 明るくなってくると、ウグイタイムに突入。
ウグイが至る所でバシャバシャ飛び上がっている。この日は3匹。最大43cm。
ウグイがあまり通らないと思われる根周りに集中して仕掛けを投げ込む。

 

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↑ 結局この日は、4匹のカジカが釣れ、そのベスト3を新しい海水に取り替えてブクブクしながら軽量会場へ。

 

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↑ (33、32、28)の三匹。

アブ(28)はカジカより軽いだろうと思いリリース。

 

そういえば、向こう側の旧トンネル前からクレーン釣りをされているお三方をたまに見ていると、アブ釣ってる!! いいなぁ。きっと40オーバーとか釣れるんだろなぁ。でも今日のオレも悪くない。いやむしろ普段より調子がいい。一度にカジカを4匹も釣ったのは初めてだし。

 

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↑ 去年はボーズで経験できなかった初めての「計量」にドキドキ。
お、3匹ともなれば、これくらいの重さになるかぁ。生きたまま持って来る人は少なくて軽量担当さん、測りずらくてごめんなさいね^^;; でも今日は逃がしてあげるって決めたから。

先週釣った42cmアブも、現場で重さを計ったら700gあった。
今日釣ったカジカとアブは同じ28cmだったが、イメージ的にカジカの方が重いと思ったけどどっちが重いんだろねー。

ヒラメを計量に出していた人がいたが、カレイ部門として認定されるんだろうか?
それに投げ釣り大会なのに、どうやって釣ったんだろう?
泳がせ釣りで? もしくはジギング? ワームで?
釣竿2本という規定があるだけなので、ジギングやワーム釣りもOKなのかな?
カワガレイもカレイ部門で認められるんだろか?
そういう疑問もあるが、2時間睡眠の中、集中してよく戦ったよ。

それにしても、ここ1ヶ月の間は、カジカばっか釣ってたな(笑)

 

疲れた。来週からは、どんな釣りをやろうかな?
のんびりと漁港で投げてみようかな?
あ、沖防波堤に渡ってみたいかも。

 

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↑ 参加者全員なにかがもらえる お楽しみ抽選会。
帽子が当たったのだが、赤とピンクから選べと言われて、赤はオレに似合わんし、娘に釣りのときに被らせようとピンクを選んだ。
かわいいお姉さんに、ピンクでいいんですか? と言われて「娘にあげます(苦笑)」と答える。

 

----- 本日の釣果 -----

・カジカ 33、32、28、24

・アブラコ 28

・ガヤ 22

・イシモチ 22

・ウグイ 3匹 (Max 43)

 

----- 大会の結果 -----

・総合順位 16位

・カジカ部門 4位

 

 

2019-05-12(日) 23th 青島海岸~カジカに会いたくて~

すっかり常連さんと顔なじみになった、きーとんです。

 

この季節は雨が少なくて、釣り師にとっては嬉しい季節です。

以前は貸し農園で、五年ほど野菜作りにはまってた時期がありましたが、その頃は雨がぜんぜん降らなくて困ったものです。もしかしてと思って、中学の教科書を見てみると、北海道の気候のグラフに降雨量が極端に少ないという特徴が現れていました。学生の頃は意識してなかったなぁ。

 

さて、青島の調査も3回目。

前回、前々回と、ワンドを調査して、またそこで毎回竿を出しておられる常連さんからも毎回お話を聞き、ワンドでの決戦は不利かなと思いました。Akamimiさんは別格の投げ釣り師なのでしょう。襲い来るアカハラ軍団を抑えて、クロガシラを狙うなどという高度な戦術は、現在の私の技量で成立できるものではないと判断しました。

 

ということは、
ワンドの両側に広範囲に展開している 「根」の地帯を試してみようと思ったのです。

ここで、カジカやアブラコの釣り方を確立できたなら、大会当日の憂いも少なくなるというもの。しかし根ですからね、根掛からない仕掛けを考えて造ってきました。

 

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↑ ワンド両脇の岬の様子。
遠浅なのでしょう、いつもここらへんだけ波が立っています。
こんな状況下で根魚は釣れるのだろうか?

 

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↑ やってみなきゃ分からん。ということで、まずやってみましたら、
ちっとも釣れん。たまに釣れるのは、デカいアカハラ氏ばかり。
根の多い場所にもアカハラ軍団は入り込んでくるんだなぁ。参るなぁ。

 

じゃあ、岬ではなく他の根のポイントを調べましょう。

 

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↑ こんな感じで海藻地帯が足下から続くポイントへ。

 

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↑ 結局、この位置で動かずに探ることに。

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↑ おおっ、竿が吸い込まれるようなアタリが!!
Y字の枝のおかげで水没せずすみました。
面白い絵ヅラなので、落ち着いて写真を撮ってみた。
さぁ、何が釣れてるのかな、アブラコだといいなぁ~^^

からの~

 

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↑ ここでも、アカハラ君が。
なんかアタリもモゾモゾあるけど、乗らないし、釣れてもアカハラばかり。
前途多難な雰囲気にちょっと泣きたくなってきた。

 

気づくと、向かい風が強くなってきて、僕の根掛かり回避システムの3号や6号オモリでは、まったく飛距離が出なくなってきた。飛ばしても半分くらいは風で押し戻される。
こんなチョイ投げというよりも、ひょい投げ(20m-25m)という感じ。

 

すぐ目の前しか狙えなくなった。
くそっ。
想定できなかった。アホか。
向かい風になると知ってたのに、上げ潮の時間帯でカジカは目の前の海藻までやってきてるから釣れるだろうと高をくくっていたぜ。こういう気づきを発見して本番では臨機応変に対処できるように、いろいろ調査しているわけですが。

 

と。
もう一本の竿が、またモゾモゾしています。

今日はモゾモゾした乗らないアタリが多い。

フッキングを狙っても空振るし、ここは慎重にじっくり気長に付き合うことに。

ん、これは乗ったかな… 今度こそ、よしっ合わせると、

乗ってる!!!! 少し暴れてるがウグイの走るようなものではないから、今度こそカジカか!?

 

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↑ きたーーーーーーっ!!!!
やっと来たよカジカ君。32cm。

まずまずのサイズだ。

ベイト食いまくってるのか、コロコロ太ってるよ。
今日はランガンしようと軽装で来たから、すべてリリースのつもり。
なるべく二週間後の大会当日に、三匹はキープしたいから、資源は大切に!!

いちおう30Lの手提げ袋に水を汲んでキープしておきます。

 

ここで常連のお二人は、帰って行きます。
そのときに本日の釣果やワンドの様子など情報交換しますと、

本日はクロガシラ35cmだけ。あとはいつものウグイだが数は先週よりずっと少ない。ふむ、わたしの所感と同じですな。10年間通っておられる彼の情報は有用です。

あと、ウドの生えているポイントも教えてくれました。

 

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↑ 軽装備でのランガンに便利な スチールポール(ホーマック  税込375円)。
三脚は重しごと移動させるには嵩張るので、砂にぶっ刺すタイプはほんとに便利でした。この日は、同じ場所でどれくらい釣れるのかも知っておきたかったので、ランガンは大会当日にやろうかと思うのですがよいデータが取れました。

 

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↑ 僕があり合わせの資材で造ってきた、手作り根掛かり軽減システム。
プラモデル工作用に買ってあった 真鍮線1mmを使って浮力の高い発泡スチロール中通しタイプを上部に固定。下には軽いオモリ3~6号相当を固定して、真ん中には棚を調整できる仕組みの枝を装備。

このウキってめっちゃ浮力あるんですよ。
小樽高島で実験して、優秀な根掛かり回避のキー・マテリアルであることが分かっていました。

しかし本日、しょっぱなに1個仕掛けをロストしてしまう。
軽いゆえに波立つ場所では放っておくと、岩に乗り上げて完全に根がかってしまった。

 

この失敗は、また次回の釣行の糧となるだろう。

 

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↑ 最後のエサを付けて、願いを込めて仕掛けを回収すると、重い!!
やったーーー2匹目ゲットだぜっ!!!  強風でアタリが取れなかったようだ。

30cm。

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↑ いやぁ、渋かったなぁ~。数は、前回の三分の一。
でも、本命が二匹。まずまずの成功と言ってよいだろう。
向かい風でアタリも取れず、ヒョイ投げしかできなかった状況では、かなり参考になるデータが取れた。

 

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↑ 最後に並んでツーショット。

こんな明るく暖かい時間帯に足下と言ってよい距離で二匹とは。
ほんとかわいいやつらだ。

仲良くお帰り頂く。

これが秋なら、リリースはありえなかっただろう。
仕掛けの問題点も分かったし、カジカの居るポイントの見分けも一応分かった。
今日は帰ろうと思ったら、釣り友からLINEが届いた。


同じく釣り大会当日は一緒に釣行しようと言い合っている彼も、別の候補地として「送毛」の地を視察に行ってくれていた。

 

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↑ この厚田よりさらに15分?くらい北上したポイント。送毛海岸
位置的には、濃昼の次の位置だね。
数枚の状況を伝える写真を見せてもらって、ぜひとも行ってみたくなった。

ただ、投げても砂地ではなく、荒磯という風情らしい。

これは面白そうだ。

今日分かった問題点を修正した仕掛けで、ぜひとも根掛かりフリーな釣りを目指してみたい。捨てオモリとか、僕は絶対やりたくないし。環境汚染ももちろんだが、第一もったいないでしょ!!^^;; 根がかる前提の釣りってイヤだ(笑)

 

なんと、わが社は今期から「月に2回、水曜日が休み」ということになり、
平日釣行も、多少可能になった。
家族二人を会社や学校に送り出してからというスタンスなので、釣れる朝マズメをがっつりということは当分やらないけど、日中によく見ておきたい新規開拓の磯や海岸に行けるのは本当に有難いこと。

 

3年前に買って最近使っていないドローン Phantom3 を使って、上空から海中の様子を見てみる時間もあるな。人間の目では水面の反射でなかなか正確なイメージが掴めないから役立つと思う。

 

なので、釣り大会当日まで、あと3回は釣行ができるのだ。むふふ。
次回は水曜日。
送毛の海岸に視察兼、試し釣りに行こうと思う。ああ、楽しみ。
送毛が難しいなら、今日やった辺りをランガンしてカジカで点数稼ぎをして大会に臨めばよいし、気が楽になった。

 

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↑ 青島海岸から、クルマに戻る途中、真っ白なサクラと廃屋。
崖の上に生活して、崖を降りて、舟を駆る漁師さんたちの栄枯盛衰を思い「立派な樹だなぁ、このまま剪定されずに荒れてしまうのが勿体無い」とひとりごちる きーとんであった。さて、母の日だし、帰りに佐藤水産に寄って、妻と娘にうまいものでも買って帰ろうか。

 

--本日の釣果-----------

・カジカ… 2匹 (32,30cm)

アカハラ… 3匹 (46,44,43cm)

 

 

 

2019-05-05(日) 22th 青島海岸~クロガシラに会いたくて~

前回投稿から、すでに五回目の釣行の きーとんです。

 

この間の釣果は微妙だったので投稿する気分ではありませんでした。

実は今回も微妙なのですが、区切りを付ける意味でも書いておこうかなと。

 

まず、高島のマガレイ天国の翌週も行ってきましたが、チビマガレイばっかり15枚くらいという情けない釣りでした。常連さんの話では、もうマガレイは終わりだろう。今年のマガレイは遅かったけど、一気にババーっと釣れて期間も短かったよとのこと。そういえば今日は人が少なかった。そんな感じでした。

 

今回は 5/26(日)開催の「投げ釣り大会」のときの候補地として昨年から目をつけていた 青島海岸に来てみました。というか、大会当日まで通って通って研究、練習をしまくる予定なのです。

 

昨日もここに着てみて、今日も2回目なんですが。(通算5回目)

まず、いつも使っていたケアセンター横の駐車場が閉鎖されていましたので、今回は民家横から入るルートで来てみました。

 

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↑ 夜明け30分前にやってきました。
今日は一番乗り。昨日の今頃はすでに先客が居られましたので。


本当は真っ暗な2時くらいから来て、カジカタイムを攻めてみたいのですが、月光の支援もなく(新月)、漆黒の誰もいない海岸に降りてくるなんて、また幽霊からのコンタクトを受けに来たカモのようなものです。昨秋に幽霊に遭遇した場所も、隣の古譚漁港ですしね~。どうも霊は、相手が一人で居るところに来る気がします。あのときは深夜0時とまっくらで静かな夜でした。静かなというのも条件かも。あの霊が演奏していたヘタクソなリコーダーのメロディーがいまだにフラッシュバックします。古譚でのソイ釣り、大好きなのに行く勇気がないよぉ。

 

竿はほぼ垂直に立て(突き刺して)、波打ち際に溜まっているであろう海藻ゴミを交わします。三脚を安定させるため、いつもは水くみバケツを垂らすのですが、砂浜では水汲むのも大変だし砂で汚くなるし片付けが面倒なので、リールを入れる巾着袋に拾った大き目の石を何個か入れて垂らしてみました。後片付けが楽でいいわー。石の落ちていない砂浜ではビニール袋に砂を積めて吊るします。

 

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↑ これは前日に来たときの釣果である「カジカ  33cm」
カジカって秋にしか釣ったことがなくて、嬉しかったなぁ。もう一匹釣れればお持ち帰りして季節はずれの鍋というのもアリでしたがリリース。この子のアタリは、まるでウグイのように激しいもので驚きました。巻いてるときはただただ重い。


昨日は前日に降った雨の翌日で近くの厚田川からの増水と、大潮とのコンボで海中は大荒れだったんでしょう。一面おびただしい海藻サラダ地獄と化していたのです。

 

ちなみに、他は巨大ウグイ3匹だけ。とにかく海藻のカラミが半端なく、船長さんの記事(石狩浜)にあったとおり、釣りになりませんでした。彼風に言うならば「そうだ。今日は(調査)に来たのだった」。しかし、こういう自然現象を目のあたりにしてさまざまな考察を重ねる機会を得たことに感謝です。

 

前日までの天気、河川の上流にある地域の降雨、風向きと強さ、干潮の運行、月の状態、海藻が一気に生長をはじめるこの時期などを総合的に考えてみると、なるほど、こうなるのかと。現地に来る前にも、ある程度の予測を立てられるようになればいいですよね。

 

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↑ 昨日に引き続き、イカゴロ仕掛けを今日も投げます。
いつも「S」サイズを使って遠投重視にしていましたが、今日は試しに一番デカイやつを買ってみました。重さが倍はありそうな、でもたっぷり寄せエサの効果はあるだろうと。とにかく経験しなきゃと。

 

まずイカゴロ仕掛けの3本付きハリに引っ掛けるのが大変でした。飛距離はかなり落ちました。こいつは深さのある場所でちょい投げするのに向くタイプのエサなんでしょうかね。ビーチでは使いどころが難しいかもですが、上げ潮で魚が手前まで寄ってきている真っ暗な時間帯なら、効果抜群な気がします。今日経験できてよかった。

 

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↑ うーむ、イカゴロ仕掛けは、寄せ効果バツグンでとにかく、ほぼ確実に何かが釣れる仕掛けなんですが、今日は終始ウグイ様祭りでしたねー^^;;
昨日はカジカをゲットできたのですが。

 

よくよく後から思えば、ウグイの多い場所ではイカゴロは不適だよなぁ。
ワンドじゃなく、根のある場所なら、ウグイの群れも入ってこれずにアブラコやカジカをゲットできたんじゃないかな。と今なら気づく。カジカやアブもこのワンド内に確実にいるのでしょう。隠れ根がいっぱいあるってことは。でも、軍隊のごとく群遊するウグイに比べれば数パーセントというところでしょう。それを狙ったわけだけど、あまりに無謀だったかと。うむ、失敗から学べたな^^

 

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↑ よっしゃ来た!!!!  大本命のクロガシラ(28cm)。と絶大に信頼を寄せる「スパイダー」

いつも愛用している胴突き仕掛け3本針の塩イソメでさっそくゲット。
今日はイケるぞ~ と、このときは思ったんですがねーヽ(^o^)丿

 

ここの海岸は石狩浜みたいなきめの細かい砂はないのかな。4本の投げ竿でいろいろ探ってみましたが、たしかに砂地のようですが、見えない根がたくさんあるみたいで、さびくとかなりの確率で引っかかります。

 

私のリールが、PE3号+PE5号リーダー という、自分では最強のシステムだと思っていたのですが、なんと初めて高切れを、しかも3回もショックリーダーを現地で結ぶという訳の分からん根掛かり率。スパイダー装備の15号の棒オモリは、なんだかんだとハズレてくれてたのに、この場所ではなんと初めてオモリを2個失った。

 

のちに100m隣の常連さんにいろいろ聞いていると「ここは根掛かりもほとんどないし…」というお言葉に「(なっ…) ちなみに仕掛けはどんなものを?」と聞き返してしまいました。「片天秤に一本ハリ、エサは塩イソメ」とのこと。あぁ、3本ハリの胴突き仕掛けなんて自殺行為だったんだな。一本ハリ仕掛けかぁ。なんか釣れる絵が浮かんでこないんですよね。たしかに1本ハリだと空気抵抗的に気持ちよくぶっ飛んでいくのでず、試験的に前日それでやっててアタリすらなかったから…。サンマの切り身使ったのがダメだっただけかも。よし、今後の課題が見えてきたな。

 

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↑ 40cm級のダブルは重かったなぁ。

 

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↑ 最後は47cmですわ ^^;;;; 二日連続47cm。
あまりの暴れっぷりに、もしかしてサクラマス?のわけないな。
あ、やっぱり鯉か。鯉クラスだぞこれ。ちょっとだけ楽しかったけど。

 

と思いきや、Akamimiさんは、60.5cmを釣り上げていたらしい。
いつか釣ってみたいもんですな。ほんと迷惑だけど(笑)

 

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↑ 9時になると日差しもヤバいし、ウグイ以外釣れる気がしない。帰り支度を整えてから、100m向こうで3本竿を出しておられる常連様を訪問。

40cm級のアブラコを1匹。あとはウグイだらけと、同じ状況だったようです。

 

ここは、圧倒的多数のウグイと、ほかにクロガシラ、アブラコ、カジカも釣れたりします。という感じですかね。遠投に注力して、塩イソメだけでやっていたら、少しは変わっていたかも。うんうん。このポイントでイカゴロはなかったな(笑)

 

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↑ ワンドの両脇の岬には、遠浅の根がたくさんあり、いかにも根がかりしまくって釣りにならんように見える。だが、すごく気になる。いままで50cm級アブラコを釣ったときは、いつも浅い場所であった。浅くても居るはずだ。問題は根掛かり。よし、次回はワンドではなく岬周りの磯をアブ、カジ狙いで攻略してみよう。

 

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↑ 打ち上げられたコンブ根。

根づいている岩ごとたくさん打ちあがっていた。
こんなのにハリが引っかかったら、やはり仕掛けの生還率は下がるだろうな。1本ハリ仕掛けなら、根掛かりの可能性は極めて少なくなるだろうし、最悪ハリスだけ持っていかれて仕掛け自体は生還するだろうな。ふむふむ、なるほど。いろいろ気づかされる。

 

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↑ 河口に近づくほどに海藻ではなく、木っ端ゴミが酷い状況に。先々週に家族で視察に来たときは、めちゃめちゃきれいなビーチだったのに、見る影も無い。。。
大会当日までに、このビーチの特性を頭に叩き込んでみせる!!!!

 

去年の投げ釣り大会は、無煙浜(アブ狙い)に行き、ウグイ1匹しか釣れずに撃沈したっけ。あれはないわー。屈辱というより、オレはバカなんだなと痛感しましたね。

 

明るくなってから気づく、超濁った海水。
(前日までがっつり降っていたべ!! 石狩川近いべ!!!!)


このときも一本ハリで遠投してたが、遠投を意識し過ぎて、普段使わない重い35号や30号のオモリしか持って行かず、しかもPE1号という、か弱いリールシステム。90%という驚異の根掛かり率。アホの極みでしたねぇ^^;;;

 

このとき思った、釣りが上手い人間になりたいと。
そして、今日のこの結果。うーむ、成長してっかなぁ。

 

 

-----本日の釣果------------------

・クロガシラ 28cm (このサイズで1匹って…リリース)

・ウグイ 12匹 (Max 47cm、43、42、42、40、….... 23cm)