きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2019-05-26(日) 27th 濃昼~ 投げ釣り大会本番-さぁ、結果はいかに!?-

 

ついにやってきた <投げ釣り大会2019> 本番。

初参加した去年の(ボーズ0点)の雪辱を誓うきーとんです。

 

https://douspo.com/event/fishing_20190526/

 

もう1年前から、待ち遠しかった。
投げ釣り一本に絞って、いや、その魅力に取り付かれて
いろいろと失敗して、いろいろと考えたりいろいろ得たり楽しい一年でした。

1年前は、「投げ釣りって、なんて難しいんだ。勝てる(釣れる)気がしない。運なの?」
などと苦手意識が先行しておりましたが、いまでは(釣れない理由)が分かり、(釣れる理由)もなんとなく分かるようになってきました。やはり場数を踏んで、いろんな釣り場を開拓して、釣りのレベルを上げていくことが大事なのかなと。

 

あとは、一緒に成長していける (釣り友) の存在も大きい。
相棒と言っても過言ではない。僕より3年くらい早く釣りを始めたかつての同級生。
彼とは しょっちゅう LINEで釣り談義に華を咲かせております。
そんな彼と一緒に、釣り大会の本番に「送毛」の地を想定して、一緒に現地練習したりドローン撮影したりしていたのですが、いかにも釣れそうなのに釣れない(二人で半日やって、アブ1匹(42cm)…)という微妙な結果に、また心が揺れるわけです。

 

本番前夜、滅多に掛かってこない電話が鳴って、「どうしたの?」と聞くと、
いま自分として、ここかなって思う場所があると思うから、各々別行動で本番戦を戦わない? と言ってくるのです。その時に頭に浮かんだのは、僕がかつて大物アブラコを2匹揚げた(濃昼)でした。あそこでやってみたいと密かに思っていたのを彼に見抜かれていたようです。

 

前置き長っ!!
そんなことがありまして、決戦の地を「濃昼」に決め、本番に臨みました。
大会当日 午前0時に受付に並び、終えたらすぐさま各々が戦う戦場へとクルマを走らせる参加者たち。去年よりも多い100名以上ですね。40分ほどで着きました。すでに他の参加者らしき3人グループが居る。良かった僕とは違うポイント狙い。独りぼっちじゃないし、真っ暗闇でも怖くなーい。

 

f:id:keeton:20190526210534j:plain

↑ 明るくなってから撮影「濃昼」、波もほとんどなく、風がありますが、予報とは真逆の背中から吹いています。ラッキー。谷風なんでしょうかね。ここは荒れると釣りになりませんから。この時期は、めっちゃ細かい海藻ゴミがお布団のようだが、波打ち際だけしかゴミはない。
 釣った魚は、エアレーションした海水で快適に過ごしてもらうように、海水を汲み上げるも細かい濁りが酷い。しかし3分くらい置けば沈殿するので、上澄みの綺麗な水を使い準備万端。さぁ、何が釣れる? どんなドラマが待っているんだ?

 

f:id:keeton:20190526211202j:plain

↑ 明るくなってから撮影。河口の流れ込みを重点的に徹底的に探っていきました。
使える竿の本数は、大会規定で2本までです。いつも3-4本出してますからちょっとアレですけど、その分、集中できていい感じでした。過去には大小のアブラコの実績があったのですが、さてどうなるのか。

 

f:id:keeton:20190526211612j:plain

↑ 開始直後からモゾモゾした不確かなアタリが続くが、なかなか乗らず不安になるが、やっと最初の一匹目が釣れて、これで「0点回避」が確定。ホッとする。
24.5cmとかなり小さいが、もちろんとりあえずキープ水槽へ移って頂く(笑)

 

相棒とは、逐一、現在の状況を LINE で報告し合っていたが、彼には大物カジカ(37cm)が釣れたとのことで、うらやましいよりも一安心。そのサイズはカジカ部門で優勝するレベルだよと返事をうって僕も自分の魚信に集中する。すると、次に来たのは…

 

普段漁港ではまず釣れないサイズのガヤ君でした。
今回初めて使った「エビ塩 蛍いか」に食いついてきました。
メバルって身が柔らかくて、実においしそう。
大会の規定外の魚ですが、一応キープ。

 

そして、3匹目は…

 

 

f:id:keeton:20190526212136j:plain

↑ 激しく抵抗する引きは、アブちゃんでした。塩イソメに。
これも 28cmと微妙でしたが、一応キープ。これでメインターゲットとして想定していた2魚種が揃いました。48cmクラスの大物アブも居るはず。楽しみだ。

 

f:id:keeton:20190526212500j:plain

↑ 4匹目は、こいつは重いぞ!!
32cmの まずまずのカジカです。
これで、対象魚3匹のノルマもクリア。


この調子で釣って、最後に「重さ(大きさ)ベスト3」だけを選んで、計量審査にだ出せばいいわけですね。去年のボーズ(一応ウグイ1匹だけ釣ったがもちろん対象外)を思えば天国のような状況です。

ここも根掛かりポイントなので、新兵器15号オモリ+ゴムホースによる根掛かり対策はバッチリ。ゴムホースが短いと効果が弱いということが前回調査で判明したので、長めに切ってオモリにキャップしてあります。周りの人たちが見たら、不思議に思うことでしょうね。

前回3回ロスト→ 今回はテトラ際を狙って、風向きでPEがテトラに2度も引っかかり、さすがにロストを覚悟しましたが、すごい、強引に引っ張っても無事生還してきました。ツイてるぜ。今回はロスト無しです。これは効果バツグンじゃない!?

 

ここでドラマか!?

そう、本日一番のデカい獲物が!!

なんと3回大きく穂先を揺らしたので、直感で「アブのクビ振りダンス!!」と思い、思い切りアワセます。乗った!!  大きいぞ、暴れてます。楽しい!! このやり取りが魚釣りの醍醐味ですね。

根に潜ろうと走る走る(去年の48cmを釣ったときに根に潜られて大変な目にあった)、ここで強引に寄せたのがマズかったのか、河口のゴロ石に当たって上手い具合にハズれたのか。

まだ薄暗い時間帯、目の前でバレた!!!!!

 

僕の狙っていた大物アブだった可能性があるだけに、痛恨の極み。

少しはうまくなった自負があるが、まだまだだなぁ、オレ。
この失敗以降は、波打ち際のやりとりは慎重に行い確実に揚げることができるようになった。これも経験だ。うむ。前進あるのみ!!

 

f:id:keeton:20190526221913j:plain

↑ 明るくなってきて、よく周りを見渡すと、途中にやってきた投げ師がいなくなってる。このビーチ貸切じゃん。ここでは上げ潮タイムにクロガシラも釣ってるから、それも狙ってみようかなと欲が出て、愛用の市販品の3本ハリ胴突き仕掛けに塩イソメで、湾の中央の砂地地帯に遠投をかけてみた。
 すると小さいアタリが、揚げて見ると、チビイシモチ君。やはり砂地にはカレイがいるのか。でもスタートが遅かったかな。遅いとチビカレイばっかりなんですよね。良型カレイは水温上昇を嫌うのかも。

やはりカレイじゃなく、アブ狙いで根の周りや遠投で投げてみよう。

 

f:id:keeton:20190526222450j:plain

↑ 明るくなってくると、ウグイタイムに突入。
ウグイが至る所でバシャバシャ飛び上がっている。この日は3匹。最大43cm。
ウグイがあまり通らないと思われる根周りに集中して仕掛けを投げ込む。

 

f:id:keeton:20190526222727j:plain

↑ 結局この日は、4匹のカジカが釣れ、そのベスト3を新しい海水に取り替えてブクブクしながら軽量会場へ。

 

f:id:keeton:20190526223600j:plain

↑ (33、32、28)の三匹。

アブ(28)はカジカより軽いだろうと思いリリース。

 

そういえば、向こう側の旧トンネル前からクレーン釣りをされているお三方をたまに見ていると、アブ釣ってる!! いいなぁ。きっと40オーバーとか釣れるんだろなぁ。でも今日のオレも悪くない。いやむしろ普段より調子がいい。一度にカジカを4匹も釣ったのは初めてだし。

 

f:id:keeton:20190526223513j:plain

↑ 去年はボーズで経験できなかった初めての「計量」にドキドキ。
お、3匹ともなれば、これくらいの重さになるかぁ。生きたまま持って来る人は少なくて軽量担当さん、測りずらくてごめんなさいね^^;; でも今日は逃がしてあげるって決めたから。

先週釣った42cmアブも、現場で重さを計ったら700gあった。
今日釣ったカジカとアブは同じ28cmだったが、イメージ的にカジカの方が重いと思ったけどどっちが重いんだろねー。

ヒラメを計量に出していた人がいたが、カレイ部門として認定されるんだろうか?
それに投げ釣り大会なのに、どうやって釣ったんだろう?
泳がせ釣りで? もしくはジギング? ワームで?
釣竿2本という規定があるだけなので、ジギングやワーム釣りもOKなのかな?
カワガレイもカレイ部門で認められるんだろか?
そういう疑問もあるが、2時間睡眠の中、集中してよく戦ったよ。

それにしても、ここ1ヶ月の間は、カジカばっか釣ってたな(笑)

 

疲れた。来週からは、どんな釣りをやろうかな?
のんびりと漁港で投げてみようかな?
あ、沖防波堤に渡ってみたいかも。

 

f:id:keeton:20190526224210j:plain

↑ 参加者全員なにかがもらえる お楽しみ抽選会。
帽子が当たったのだが、赤とピンクから選べと言われて、赤はオレに似合わんし、娘に釣りのときに被らせようとピンクを選んだ。
かわいいお姉さんに、ピンクでいいんですか? と言われて「娘にあげます(苦笑)」と答える。

 

----- 本日の釣果 -----

・カジカ 33、32、28、24

・アブラコ 28

・ガヤ 22

・イシモチ 22

・ウグイ 3匹 (Max 43)

 

----- 大会の結果 -----

・総合順位 16位

・カジカ部門 4位