きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2019-08-14(水) 44th 石狩湾新港 花畔埠頭ちょい沖~ <ゴムボート通算8回目> あわや沈没の危機!!

みなさん、こんばんは^^

せっかくのお盆休みに台風で、どうやら1回しか釣りに行けなくて

なんとも 釈然としない きーとんです。

 

今朝は気合の、02:50起きで、日の出40分前出航したんです。
こんだけ薄暗かったら、もしかしてソイも釣れるかもって気合十分でした。

 

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↑ やっぱり暗くて ISO 25600くらいの粒子の粗さですな。
今日は風が強めとの予報ですが、安全な発着が可能な幅3mくらいしかないビーチはちょうど風裏なため穏やかに見えました。

 

前回の撤収時に階段状護岸をズリズリしちゃいまして、船底はボロボロ。
艦これ風に言うなら、「中破」。
付属の薄っぺらい透明補修シールを丁寧に6箇所貼って直したつもりでも、一抹の不安がありました。でも組み立て中には異常もなく、ほっとして出航しました。

 

ボートを掴みながら、ウェーディングである程度の深さまで行ったら、ボートに乗り込みます。まだ浅いのでスクリューは使えません。オールで水深1m以上まで漕ぎ出したら、スクリューを始動。よし、うまく出来たぞ。

ホッと一息ついてまだ薄暗い岸を眺めていると、シュワシュワとした音がしているのに気付いた。えっ、もしかして船底から浸水か!?
床を何箇所かチェックするも水気は無し。浸水ではない。
じゃあ、何だ?

 

ボート本体を触ると、バインバインにしたのに、少し柔らかくなってる!!!!

「!」
緊急事態。だが落ち着け、俺。

練習は本番のつもりで、本番は練習のとおりだ。
船首を岸に向けなおして速やかに帰還せよ。

「面舵いっぱーい!!  最大戦速にて戦場を離脱!!」

なんかどんどんボディーが 柔らかくなってきてるぞ。
やばいな。
水深2.5m。逆風。怖い、怖い。距離…残り100m。
たのむ、モッテクレ!!

恐怖心でスクリューで一気に陸まで行きたくなってしまうが、もちつけオレ。
浅瀬で気をつけなくてはならないことは、スクリューが海底を噛むこと。
落ち着いて、いつも通りのことをするのだ。

 

スクリューを海中から「チルトアップ」して持ち上げスクリューの破損を防ぐ。
あとは 降り立てるくらい浅くなるまでは、オールを漕いで戻る。
ふぅ。ミッション・コンプリート!!

 

不幸中の幸い。
すぐ異変に気付けて、ラッキーー!!!
あと5分気付くのが遅れてたら…。
水深10m以上。
海中には港内海流もあるでしょうし。

よく考えたら、気室2つのうち1個がパンクしても沈まない仕組みらしいが、
でもふにゃふにゃになった船体で、モーターを動かせるのか?
それに向かい風に向かっていけるか、向かい波を被って、浸水するんじゃないか…考えるとゾッとします。

あ、お盆……たまたまだよな……まさかね。
オレ霊感無いし…あ、去年、幽霊に会ってたわ。

 

以上、笑えない本当の話でした^^;;;