2019-04-21(日) 17th 小樽高島 ~まさにマガレイ天国 (#^.^#)
腰を痛めてあまり調子の良くない きーとんです。
最近満足のいく釣りができてなかったのですが、春カレイと言えば小樽でしょう!!
船長さんが先日レポートしてくれました小樽・北防波堤がマガレイが良い感じとのことなので、ホーム石狩湾新港を飛び出して、腰痛をおして行って参りました!!
おそらく小樽はいまカレイの最盛期。
最盛期で良いポジションを得るには、すくなくとも早朝(深夜?)2時には行かねば。
現地で車中泊して、2時のアラームで飛び起きた私の車の周りには、複数人のヒトの気配が!!! しまった、2時起きでも遅かったか!! どんだけみんな釣り馬鹿なんだよっ!!
ポンコツCPU(Z80)を オーバークロックして、いつもの1.5倍速で着替えて外へ飛び出した。
↑ (明るくなってから岸から撮影) 重い荷物を担いで岩をよじ登り向かうと、すでに4人が。1級ポイント、2級ポイントが埋まっており、仕方なくいつもの3級ポイントに釣り座を構えることに。
↑ (日の出に照らされる大きめのカジゴンズ)
まっくらなうちからスタート。
例年最盛期は真っ暗な時間帯のほうが入れ食いなので。
試しに0時からやってみたいもんだ。
すると2時間睡眠か…...ふらついてテトラから落っこちる未来が見える。
いつも石狩湾新港でやってるように4本の竿をセット(2つの三脚)して、
一本投げ込むと、着底と同時にアタリがっ!!
ニヤリとしつつ、2本目を投げ込む。
それからは、入れ食いが3時間くらい続きました。
とてもではないが、竿2本で十分でしたね。
暗いうちは、ギスカジカ(28cm級)が多めですが、マガレイ様も5割くらい。
↑ 20cm前後の手のひらサイズか多かったものの、この小ささでしっかり産卵できるんですね。小さいカレイって透けてますが、タマゴもくっきり浮き出ています。
おそらくこの日はうじゃうじゃ居たみたいで、フィーバータイムは朝3時~6時くらいまで続きました。6時以降は1時間に1~2匹という効率の悪さ。
それにしても、ここはマガレイかギスしか釣れない。しかも結果的には、75%くらいはマガレイ。25%がギスという感じで、まさにマガレイ天国。
ドラマももちろんございました^^
↑ めっちゃ重い!! AM 5:05
これは大物に違いない。
愛用の27号420cmの柔らかめのカーボン投げ竿が弧を描きながら、とにかく浮き上がらせて釣り上げる。浮き揚げをしっかりやらないとテトラにひっかけてしまう。
無事トリプル。
マ42cm 、マ16cm、ギス28cm。
42cmって、(カレイの自己記録更新!!!!)
大物ゲットだぜ!!
さっき常連さんから先週イシガレイ45cm釣ったぜと聞いていたので、
おいらもイシモチだべか?とおもったのだが、裏側がスベスベしていないし石もない。
かといってシッポ周辺が黄色くないし。クロガシラでもない。
えっ?
よーく調べていくと、小さいマガレイと同じ模様をしているし、わずかだがシッポが黄色い気がする。大物マガレイを釣ったのが初めてで混乱したが、マガレイで間違いないだろう。あとで常連さんからも認定を頂いた。「今日の一番はあんただね」
ムフっ…
最高っすわ^^
だが、
この30分後に、こいつよりさらに重いアタリがっ!!!
めちゃめちゃめちゃ重っ、もしかして赤い彗星か!?
去年シャアを釣ってラインが切れたことを思い出し、少しひるんでしまった。
この隙が、運命を決めた。
目の前ギリギリで浮上してきたのはデカいカレイ1枚。
単身でこれだけ重ければ45cm以上あるんじゃないか…
しかし、浮上と同時にテトラの海藻にぶつかる。
そしてバレる… ハリハズシ効果があるんだろうな。きっと。
悠々とゆったりと海底へリターンする魚影。
あぁ、高島は一発がある。
そしてデカいやつは、これがある。
いったいどうすればよかったんだろう。
タモ!?
浮き上がらすのすらギリギリだったのに片手にタモを持つ余裕なんて1mmもなかったじゃん。
じゃあ、最初にフッキングした時の重い感触があれば、そこで一回落ち着いてから、タモを足下に置いておくことにしようか。そしてとにかく躊躇なく水面まで浮き揚げたら、無理にあげないで、タモを使うことにしよう。
よし、コレだ。
経験値が足りないから、とにかくやってみるしかない。
勉強になった。
あぁ… マイガっ!!!!
↑ 一番釣れたのが20cm前後のてのひらカレイ。
渋い時間帯になると、ヒトデ君も釣れるようになってくる。
てのひらサイズはいつもリリースだが、今回は妻が小さいやつはから揚げにするから持ち帰って来いと指示されたので42cmはもちろん、次点以下6枚をお持ち帰った。
6時になると、アタリが一気に遠退いた。
カレイは6時までの短期勝負か…
だとすれば、2時間睡眠であったとしても、
0時スタート6時終了というやり方もアリだね。
まぁ、釣りって釣果だけじゃないんだけどね。
釣れない時間帯にこそ、まったりオニギリたべたり、お菓子たべたり、穴釣りやってみたり、双眼鏡でいろいろ見て驚いたり、常連さんたちと交流したり。そういうのを含めて週1の癒しがあるもんだろう。
フィーバータイムが終わったら、時間の無駄。帰ります。じゃ…ないよね?
それって、なんか仕事してるみたいで嫌だ。
なら、最低限の睡眠時間(4h)をとり、2時起き、これしかないね。
↑ まったりタイムにケーソンの隙間狙いで、ワームを落とし込む。
ロックのセットは、暗いうちにソイでも狙ってみようと持ってきたのだが、暗いうちはそんな余裕はまったくなかったので、朝8:30の明るいなか、真っ黒なソイが釣れたのでまぁ、楽しかった。こんな遊びもひっくるめて満足なんである。クロソイ20cm
↑ 持ち帰ったのは、唐揚用に6枚と、煮付け用の42cm様。
残りは、明るくなってから渡ってこられたご家族が、カレイ2枚しか釣れないと言ってたので、もらって頂いた。釣りを始めてもうすぐ2年。マガレイを調理するのはこれが始めて。西防砂提でも小さいのが2-3枚釣れるけど、いつもリリースしてたから。
↑ 今期から、釣れた魚はデータとして記録することにしている。
釣行データは、一生の宝物のはず。
こんなことしてなければフィーバータイムの手返しがアップして、あと12匹くらい釣れてたかも知れないけど、こうやって後々に残る記録をあとから読み、これを参考に釣行計画を立てるのも我が人生の糧に違いない。
それにしても、まさか書ききれないほど釣れるとはなぁ…あぁ、最高、天国でした。
↑ AM9:00 岩渡って帰ろうとしたら、ほかの子供連れの二人が息子に岩を渡るコツなんかを教えていて、それを横で聞きながら何気に下を眺めていたら、おっきい赤いタコが浅瀬でのそのそやっていました。保護色になってなくて丸見えでしたよ。タコ獲ったら罰金30万。あぁ怖い。ここは山の上から監視員が監視しているらしいし、そういうことはできないのよ。さっきここに漁師さん居たけど、気づかなかったんだなぁ、このタコに。
↑ クルマまで戻り、さて磯でちょいと穴釣りするかと降りていくと、海はすっかり新緑の季節。浅瀬は若いコンブやら、なにやらでわちゃわちゃしてて、カニ取りすら難しい感じ。知らなかったよ。勉強になるなぁ。ほんと。
晩秋にコンブは枯れて、4月にまた生えてくるんだなあ。まさに植物。なるほどなぁ。
帰ったら、仮眠してから、自家用車のタイヤ交換だ。
そして夜は唐揚と煮付けを作った。
やはり家族が、オレの釣った魚を「美味しい」と言って食べてくれるのは最高ですね!!
釣果は、投げ釣りでは33匹。
ギス9匹、マガレイ24匹。
ワームでクロソイ(20cm)を一匹。
マガレイ (42,30,28,27,25,21,21,21,21,..................................16cm)
↑ こう見ると、尺オーバーは2枚だけか、これはもっと調査せねば!!