きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2019-02-10 04th さっぽろ湖 ~ワカサギからの… 人生初サクラマスだよ !!!!

極寒極まれりの北海道、釣りに行ってもどうせ釣れない釣れるのはワカサギくらいさ。

そんな僕に、いつもの友人から、「さっぽろ湖にワカサギ釣りに行こう。運が良ければ、そのワカサギを生きエサにして、アメマスやサクラマスが釣れるよ」とのこと。

マジすか!? いやいや、泳がせ釣り自体やったことないし、釣れる気がしないぜと心の中で釣れなかった時の言い訳をしつつも、「新しい釣り場」をナビゲートしてもらえる有難さに感謝しつつ、冬季夜間通行止めという定山渓奥の朝里方面の道の通行止めゲートの前の車列に並ぶ。ここでなるべく早く来て、良い順番を得ないといけないらしい。面白いね。こういうのは初めてでワクワクする。

 

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↑ ゲート開門の1時間前に着いたときに、すでに20台ほど並んでいた。
30分ほど仮眠して(寒くて寝れなかったが^^;)、サイドミラーをのぞくと、なんと後続の車列が延々と続いててビックリ!!

朝7時ジャストに開門してから、この順番に目的地 さっぽろ湖を目指す。10分くらいで釣り場の駐車場に到着。間違いなく、かなりの方々は数箇所あるという駐車ポイントに止めれなかっただろう。怖い怖い。しかしなんて人気なんだろう!!

 

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↑ ゲートは定山渓温泉のちょっと奥にありました。ここから5分ほど進むとまず定山渓ダムがあり、そこから5分くらいの駐車場に停めました。帰りは、このまま朝里方面に抜けて高速で北区の自宅に帰宅しました。かなーり久々に通ったなここ。

 

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↑ はい、駐車場から湖面へと降りていきます。
ぞろぞろと100人くらいの行列が途中急勾配の路を降下していく様は、スキー遠足に行く一行のようであり、またロケーションの素晴らしさに感動しちゃいました。前を歩く相棒に何度も、「すっげー気持ちいい。最高だね」と声を漏らした^^  そう、こういう本物の湖の上に穴を開けてワカサギを釣りたかったんだ!!

 

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↑ そして、お互いにAmazonで購入(1,000円前後)した、ブーツに取り付ける「スパイク・アタッチメント」を「ほんとコレ買って正解だったねー!!!」と喜び合う。みんな歩きづらそうにしてましたね。

 

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↑ 写真撮り忘れましたが、一時は、50を軽く超えるテントが林立してましたよ。
お昼回ってから、たまに強風やら、細かい雪がチラチラ積もったりして、帰る方が出てきました。

 

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↑ 駐車場から撮影。この鉄橋を超えた場所に一番広い駐車スペースがありました。この落差を降りるのですから、行きは良いよい、帰りはこわい。となりますわねぇ。

 

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↑ ほんと山々に囲まれて、最高のロケーション。
さぁ、いつも通り、手早くテント設営をして、(二刀流x2人)+(魚探Deeper)の穴を5つ穿ちます。 穴あけは疲れますね~。 おっと忘れてた。さらに (2個x2人)の4つの穴もテントから8mくらい離れた場所に空けます。この穴たちは、マス釣りの竿を出すための穴です。でもまあ、まずはエサとなるワカサギを釣らないとね。

 はい、楽しくて夢中で、写真を撮るのを忘れてしまったけど、魚探の反応は良く、「水深19.8m」「水底に魚影多し」「たま~に表層にもワカサギらしき反応もあり」

 結果は、バンバン釣れました。20m底から釣り上げられたワカサギちゃんは、水圧の関係で、ワカサギ水槽の中で、みなひっくり返ってしまう。キンキみたいに眼球が飛び出すことはなかったが。時間とともに正常に泳げる個体が増えてくる。よし、元気なやつを生きエサにして、マスを狙いましょうか。

 竿は980円の38cmの超短いテトラ竿。

 仕掛けは、2号巻きの1500番リールのラインに三つ股サルカンを結び、そこに3号ナス型オモリを取り付けて、エダスには、7号の袖ハリ(なんと1号ナイロン) これだけ。なぜ小さく細いのを使うかといえば、小さなワカサギになるべく負荷をかけたくなかったし、ある程度の大物が釣れても、体力を使い果たした魚も、そっと揚げれば抜き上げれるはずと思ったから。

 魚探ではベタ底に大小の魚の反応が入り混じっている。これをこう解釈した。

「ベタ底にはワカサギの層がある。そのすぐ上をフィッシュイーター達が虎視眈々と、弱そうなやつや、群れからはみ出たやつを狙っている」と。つまり仕掛けを一気に底まで落としから、3~4mくらい上に置こう。これを実験してみた結果…。

 

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↑ キタキタキターーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギンピカに輝く、シャケっぽいご尊顔。間違いなくサクラマスでしょう!!!
測ってみると、35cm。陸封型のサクラなら、これくらいのサイズなのでしょうかね。
しかし、感動した!!! 運が良くないと釣れないと思ってたから。最初は鈴付けてたんですが、意外と鈴が鳴らないアタリで(まぁ、20mもの深さですしね、横に走って我がワカサギの仕掛け2本と交差しちゃいましたよ)

 しかし、せめてあと1匹釣りたい。オレだけ持ち帰るのは。なんとかあと1匹とか思ってたんですが、結果的には、7~8回のヒットがありまして、これ、結構うじゃうじゃ居るんじゃないかなぁ。3匹を釣り上げて、1匹は相棒へ。これでようやく喜べるよ。

 なにせ1号ハリスなので、力任せに巻いたら、バレちゃうんですよ。目の前の穴まで来てるのに。相手の顔を拝んだら、そのあたりで相手のスタミナがある程度なくなるまでいなしていかなきゃいけないんですよね。これで多分次回来たときは、倍は釣れるはず…なんて思い上がってしまいます。

 今日思ったのが、ワカサギもサクラマスも、釣ったやつのサイズが皆ほぼ同じなんですよ。珍しいですよね。何匹かは大きいのや小さいのが釣れてもいいと思うのですが、大小(0.8号、1.5号)のワカサギ仕掛けを使いましたが、すべてが平均値という感じでした。

 サクラが釣れてからは、ワカサギなんてどうでもよくなっちゃいまして、途中でやめましたが、相棒は100超えしてました。次回はエサ用にワカサギをある程度釣ったら、サクラマスのみに集中しようと思います。ちなみに場所は他の人たちより奥のほうで中心寄りのポイントでした。

 

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↑ 今回使用した氷上穴釣りサクラマス狙いのロッド。
Amazonで950円くらいで売ってる オルルド釣具とかいうメーカーの商品。
二本使ったんですが、一匹目を釣り上げたときに根元からポッキリ…
テトラポットの根魚狙いの竿に、35cmのマスを力技で抜き揚げるのはキツいわなぁ。

帰宅してから折れた竿尻に ダイソーで売ってる光硬化剤「レジン液」を塗ったくって紫外線で固めてを何度か繰り返して太くした結果、5cm短くなったけどまた使えるようになりました^^ 折れた竿の補修って、面倒だけど復活させれたらすごく嬉しい。もしダメでも安物なのでダメージも軽い。

 

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↑ まな板に載せました。サクラマスちゃん。
マスを捌くの初めてでワクワクする!!!

 

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↑ いやぁ、楽しかった。結局 娘のリクエストで、「フライ」にしたのですが、これがまた最高にうまかった!!

 

この話を、いつも支笏湖に通っている同僚に話したところ、もしかしたらヤマメだし禁猟期間があるかもしれないから、いちど調べてみたらいいよと言われ、急いで調べたところ、陸封型のサクラマスは、ヤマメでもマスでもないと位置付けられてるそうで、セーフみたいです^ - ^   汗

 

※この部分について、正確ではない、ちゃんと調べて書けとのご指摘がありましたが、
私がこの時点で調べまくった結果、自分で理解、解釈したものを書いています。
だいたい法律というのは、文章解釈というあいまいな部分があって、はっきり白黒がつかないものです。要するにグレーゾーン。
この記事を読まれて釣りに行こうとされる場合、もう一度ご自身でお調べになってから行かれたほうがよいでしょう。(2020年5月 追記)

 

 

本日の釣果

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サクラマス… 3匹 (34,34,35)

・ワカサギ… 38匹 (未測定)(まずまずのサイズ)