きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2019-05-12(日) 23th 青島海岸~カジカに会いたくて~

すっかり常連さんと顔なじみになった、きーとんです。

 

この季節は雨が少なくて、釣り師にとっては嬉しい季節です。

以前は貸し農園で、五年ほど野菜作りにはまってた時期がありましたが、その頃は雨がぜんぜん降らなくて困ったものです。もしかしてと思って、中学の教科書を見てみると、北海道の気候のグラフに降雨量が極端に少ないという特徴が現れていました。学生の頃は意識してなかったなぁ。

 

さて、青島の調査も3回目。

前回、前々回と、ワンドを調査して、またそこで毎回竿を出しておられる常連さんからも毎回お話を聞き、ワンドでの決戦は不利かなと思いました。Akamimiさんは別格の投げ釣り師なのでしょう。襲い来るアカハラ軍団を抑えて、クロガシラを狙うなどという高度な戦術は、現在の私の技量で成立できるものではないと判断しました。

 

ということは、
ワンドの両側に広範囲に展開している 「根」の地帯を試してみようと思ったのです。

ここで、カジカやアブラコの釣り方を確立できたなら、大会当日の憂いも少なくなるというもの。しかし根ですからね、根掛からない仕掛けを考えて造ってきました。

 

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↑ ワンド両脇の岬の様子。
遠浅なのでしょう、いつもここらへんだけ波が立っています。
こんな状況下で根魚は釣れるのだろうか?

 

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↑ やってみなきゃ分からん。ということで、まずやってみましたら、
ちっとも釣れん。たまに釣れるのは、デカいアカハラ氏ばかり。
根の多い場所にもアカハラ軍団は入り込んでくるんだなぁ。参るなぁ。

 

じゃあ、岬ではなく他の根のポイントを調べましょう。

 

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↑ こんな感じで海藻地帯が足下から続くポイントへ。

 

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↑ 結局、この位置で動かずに探ることに。

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↑ おおっ、竿が吸い込まれるようなアタリが!!
Y字の枝のおかげで水没せずすみました。
面白い絵ヅラなので、落ち着いて写真を撮ってみた。
さぁ、何が釣れてるのかな、アブラコだといいなぁ~^^

からの~

 

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↑ ここでも、アカハラ君が。
なんかアタリもモゾモゾあるけど、乗らないし、釣れてもアカハラばかり。
前途多難な雰囲気にちょっと泣きたくなってきた。

 

気づくと、向かい風が強くなってきて、僕の根掛かり回避システムの3号や6号オモリでは、まったく飛距離が出なくなってきた。飛ばしても半分くらいは風で押し戻される。
こんなチョイ投げというよりも、ひょい投げ(20m-25m)という感じ。

 

すぐ目の前しか狙えなくなった。
くそっ。
想定できなかった。アホか。
向かい風になると知ってたのに、上げ潮の時間帯でカジカは目の前の海藻までやってきてるから釣れるだろうと高をくくっていたぜ。こういう気づきを発見して本番では臨機応変に対処できるように、いろいろ調査しているわけですが。

 

と。
もう一本の竿が、またモゾモゾしています。

今日はモゾモゾした乗らないアタリが多い。

フッキングを狙っても空振るし、ここは慎重にじっくり気長に付き合うことに。

ん、これは乗ったかな… 今度こそ、よしっ合わせると、

乗ってる!!!! 少し暴れてるがウグイの走るようなものではないから、今度こそカジカか!?

 

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↑ きたーーーーーーっ!!!!
やっと来たよカジカ君。32cm。

まずまずのサイズだ。

ベイト食いまくってるのか、コロコロ太ってるよ。
今日はランガンしようと軽装で来たから、すべてリリースのつもり。
なるべく二週間後の大会当日に、三匹はキープしたいから、資源は大切に!!

いちおう30Lの手提げ袋に水を汲んでキープしておきます。

 

ここで常連のお二人は、帰って行きます。
そのときに本日の釣果やワンドの様子など情報交換しますと、

本日はクロガシラ35cmだけ。あとはいつものウグイだが数は先週よりずっと少ない。ふむ、わたしの所感と同じですな。10年間通っておられる彼の情報は有用です。

あと、ウドの生えているポイントも教えてくれました。

 

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↑ 軽装備でのランガンに便利な スチールポール(ホーマック  税込375円)。
三脚は重しごと移動させるには嵩張るので、砂にぶっ刺すタイプはほんとに便利でした。この日は、同じ場所でどれくらい釣れるのかも知っておきたかったので、ランガンは大会当日にやろうかと思うのですがよいデータが取れました。

 

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↑ 僕があり合わせの資材で造ってきた、手作り根掛かり軽減システム。
プラモデル工作用に買ってあった 真鍮線1mmを使って浮力の高い発泡スチロール中通しタイプを上部に固定。下には軽いオモリ3~6号相当を固定して、真ん中には棚を調整できる仕組みの枝を装備。

このウキってめっちゃ浮力あるんですよ。
小樽高島で実験して、優秀な根掛かり回避のキー・マテリアルであることが分かっていました。

しかし本日、しょっぱなに1個仕掛けをロストしてしまう。
軽いゆえに波立つ場所では放っておくと、岩に乗り上げて完全に根がかってしまった。

 

この失敗は、また次回の釣行の糧となるだろう。

 

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↑ 最後のエサを付けて、願いを込めて仕掛けを回収すると、重い!!
やったーーー2匹目ゲットだぜっ!!!  強風でアタリが取れなかったようだ。

30cm。

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↑ いやぁ、渋かったなぁ~。数は、前回の三分の一。
でも、本命が二匹。まずまずの成功と言ってよいだろう。
向かい風でアタリも取れず、ヒョイ投げしかできなかった状況では、かなり参考になるデータが取れた。

 

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↑ 最後に並んでツーショット。

こんな明るく暖かい時間帯に足下と言ってよい距離で二匹とは。
ほんとかわいいやつらだ。

仲良くお帰り頂く。

これが秋なら、リリースはありえなかっただろう。
仕掛けの問題点も分かったし、カジカの居るポイントの見分けも一応分かった。
今日は帰ろうと思ったら、釣り友からLINEが届いた。


同じく釣り大会当日は一緒に釣行しようと言い合っている彼も、別の候補地として「送毛」の地を視察に行ってくれていた。

 

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↑ この厚田よりさらに15分?くらい北上したポイント。送毛海岸
位置的には、濃昼の次の位置だね。
数枚の状況を伝える写真を見せてもらって、ぜひとも行ってみたくなった。

ただ、投げても砂地ではなく、荒磯という風情らしい。

これは面白そうだ。

今日分かった問題点を修正した仕掛けで、ぜひとも根掛かりフリーな釣りを目指してみたい。捨てオモリとか、僕は絶対やりたくないし。環境汚染ももちろんだが、第一もったいないでしょ!!^^;; 根がかる前提の釣りってイヤだ(笑)

 

なんと、わが社は今期から「月に2回、水曜日が休み」ということになり、
平日釣行も、多少可能になった。
家族二人を会社や学校に送り出してからというスタンスなので、釣れる朝マズメをがっつりということは当分やらないけど、日中によく見ておきたい新規開拓の磯や海岸に行けるのは本当に有難いこと。

 

3年前に買って最近使っていないドローン Phantom3 を使って、上空から海中の様子を見てみる時間もあるな。人間の目では水面の反射でなかなか正確なイメージが掴めないから役立つと思う。

 

なので、釣り大会当日まで、あと3回は釣行ができるのだ。むふふ。
次回は水曜日。
送毛の海岸に視察兼、試し釣りに行こうと思う。ああ、楽しみ。
送毛が難しいなら、今日やった辺りをランガンしてカジカで点数稼ぎをして大会に臨めばよいし、気が楽になった。

 

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↑ 青島海岸から、クルマに戻る途中、真っ白なサクラと廃屋。
崖の上に生活して、崖を降りて、舟を駆る漁師さんたちの栄枯盛衰を思い「立派な樹だなぁ、このまま剪定されずに荒れてしまうのが勿体無い」とひとりごちる きーとんであった。さて、母の日だし、帰りに佐藤水産に寄って、妻と娘にうまいものでも買って帰ろうか。

 

--本日の釣果-----------

・カジカ… 2匹 (32,30cm)

アカハラ… 3匹 (46,44,43cm)