きーとんの釣り日誌 (ホーム 石狩湾新港)

札幌北区在住の釣りバカです。2017年のGWから釣りを始めて出撃回数は150回以上。投げ釣りにハマっております。

2019-03-21 10th 石狩湾新港 西防砂堤 ~そろそろクロガシラ開幕か !?

前日エラコを運よくゲットして、わくわくが止まらず、また寝不足3時間睡眠からの 西防砂へと向かいました。18日前に来たときは、約99%のテトラが凍り付いていて釣り座が構えられない状況でしたが… 100%のテトラが解凍乾燥完了してました。

現地到着が朝の3時。
なんと、「ヘッドライト積み忘れた!!!」
100円ショップのLEDライトが2個あったので、それでなんとか夜明けまでやるしかない…くそっ、今度から必ず荷物には予備のヘッドライトを積むようにしよう。というか以前は常備してたのに、忘れることがなかったので予備を持たないようにした途端にコレである。はぁ~。ラッキーなことに曇り空のため、月明かりが反射してか真っ暗ではない。

一本防波堤の先端には、先客さんが。
一等地ゲットならず…むむむ。
聞くと15年ぶりに来られたとのことで先端で4本出されています。
僕もそのつもりで来たのですが、二番手の釣り座で外海側に向けてとりあえず釣り座設営。うおおーーーっ、ヘッドライトが無いのがこんなに不便だとは!!

しかも、10分後にそのLEDスタンド君に引っ掛けて真下にドボンっ!!!!
うおおおーーーっ、どんどん水没していくのにずっと着いている明かりに胸が痛いT_T
すまん、LED。お気に入りで100回くらい釣りに使ってきた相棒よ。ほんとゴメン orz

エラコですが、身が柔らかめなので遠投の際に千切れやすいようで、仕掛けを回収するとハリにはエサが付いてなかったという状況が多々ありました。なので使用したのは前半だけで、後半は身持ちのよいエビ塩イソメだけ使用しました。
もっと穏やかなコンディションでは、きっと活躍してくれると思うのですが、しばらく様子見かな。エラコも塩イソメも同じくらい釣れました。比較は後々までできないかな。

 

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↑ こんな感じでなんとか4本を出す。
風が強く、大潮の強い潮流で右へ流される流される。
こんなに流されるとは予想してなかった。
やはり風向きと干潮は、考慮すべき要素ですね。
オモリは20号だけしか持ってこなかったw

お隣さんと三回もお祭りしました。
自責は最初の一回だけ。
それが怖くて途中から4本ともチョイ投げという有様。
でも両側の方々は思い切り振り切ってます。いいなぁ。
あぁ… ぼくの性格では、遠慮しちゃうんだよなぁ。


先端におられる先客さんが、実にお話好きな方で
真っ暗なうちに4本出したかったのに、2本出したときから
ぼくのところに来て、話しているうちに明るくなっちゃいました^^;
まぁ、照明設備が少なく危険だったのもあり、ここは割り切り
お話をたくさん聞いてお勉強タイムですw

 

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↑ おおっ、あれはオットセイ? アザラシ? 5頭で横一直線に並んで泳いでます。
はじめて見ました。さすが北海道だなぁ。
沖防波堤にも10人以上の釣り人が見えました。

 

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↑ そのすぐあとには、トド3頭の群れが眼前で約二時間ほど居座り、さすがに釣れなくなりました。この日は90分間アタリ無しの時間帯が2回もあり、心折れそうになります。海獣王国ですかね?

 

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↑ 最初に釣れたのは、チビソウハチのダブル。

(記録によるとこの日はダブルx5回もあった)
ああ、ソウハチの季節が来たかぁ。
ソウハチ特有の裏側から飛び出た目玉がカワイイね。
でも臭いがきついね^^;;;;
この臭いは、ぼくは苦手です。

 

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↑ よく見ると、おおこの装飾した針は、初めて自作した毛針じゃないか!!
効果があるのか心配だったけど、釣れて嬉しい。

 

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↑ アマゾンで3675円で購入した バイス
船釣りコーナーで見かける毛針って、投げ釣りでも効果あるんじゃないか!?
作ってみたくなって一本の針に数十分も掛けて…慣れても10分掛かる、これはキツいぜ。実は終盤に釣れた大物カレイも、この毛針に食いついててとても嬉しかった。3本針仕掛けの一番上のハリスに使えば、効果的かもなぁ。遠くから目立って寄せ効果もありそうだ。

 

3番目4番目も、ダブルでした。
風が強くてアタリが非常に分かりづらいためかダブルが多かった。
ここまでは、即リリースしていたが、ここでトドさんたちがやってきたので、90分くらい何も釣れない辛い時間帯に。

 

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↑ やっと来た 5番6番のお二人。
いつもならリリースだが…


僕はいつも40cmバッカンに厚手の漬物袋をセットしてバケツ3杯分の海水をブクブクさせてキープ水槽にしておくんですが、ひさびさの獲物なので、一応バッカンに入れちゃえw スナガレイ19cm君が可愛かったなぁ。

23年前にこのサイズのスナガレイを1ヶ月の間、水槽で飼育したことがあるんです。名前はスナッピーと名付けましたが、飼育中一切のエサを食べる姿を見たことがなくて、ペラペラに痩せこけてかわいそうになって釣った場所(浜益のビーチ)まで返しに行ったっけなぁ。それから20年以上我が家の食卓にカレイが出てきたことはありませんでした。良く考えたら、エサなしで30日間生きられるわけがないか…。うーん分からん。


先端の内側に投げてたお兄さんが焦った様子。
近づいてみると、なんと一本の竿が海中に流されている。
もう一本の竿を巻いて、それを使って流れる竿の回収を試みるも二枚のカワガレイがひっついてて投げづらい様子。でもきっと引っ掛けるだろう。オレに出来ることは… おお、5.4mのタモの先端を交換して「ギャフ (フック状のカギ爪)」を装備しよう!!  そうしてお兄さんの竿を回収して感謝される。以前も若い親子が落っことした折り畳みイスを救出してあげたこともあるし、持ってて良かった的なアイテムである。

 

このあともぜーんぜん釣れなくなり、お隣さんとタメになるお話を聞きながら、冷たく強い横風に、そろそろ帰りますかねとそれぞれの釣り座の竿を回収し始めた。このあと雨の予報になってて、雨が降り始めてからでは遅すぎるからね。ここの釣り場は駐車場まで歩きで25分かかるし。

 

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↑ ずいぶん真横方向に流されている 20号360cmの軟い竿を巻き上げると、
あれっ? めっちゃ重い。何だろう? もしかして大物が付いてるのか!?
おおっ、デカイ!!!!! 竿折れそう。焦る気持ちを抑えて無事抜き上げる。
この真っ白いツルツルの素肌は、イシガレイだろう!!

測ってみると、37cm。
イシガレイとしては、過去最高記録である。
ブログ仲間の船長さんが、11/27の記事で釣り上げた イシモチ40cm
には及ばなかったものの超嬉しい!!!

ダブルで付いてきたマガレイ20cmと比べるとアリとゾウだ。

 

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↑ もう一本のほうの竿も、めっちゃ真横に流されてるー。
こいつは空だろうと思いつつ、巻き取ると、
えっ!!? これもめっちゃ重いんだけど!?

何だ何だ、地合いが来たのか?
さっきより重い。わくわくドキドキ。
Oh.... 良型カワのダブルなのねん。
測ってみると、36cmと、30cm。

このサイズなら、お持ち帰りもアリだな。
一応キープ。

 

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これで希望を繋いだ僕は、帰っていく先端部の隣人さんの跡に入らせてもらう。
おお、やっぱこの場所いいなぁ。広範囲を探るぞ。3本出してみた。

約一時間後…

 

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↑ これも重いぞ!!
しかも抵抗するこの手ごたえは、カワガレイではないな。
期待にドキドキする。
一瞬カワガレイに見えるが…裏面が見えると、すぐにクロガシラだと気づく。
やった!!!!  本日はクロガシラに会いたくてやって来たんだ。

めっちゃ嬉しい!!
27号ロッドでも折れそうなほど、取り込みに注意して抜き上げ成功。
あれっ? でもなんか痩せてるなぁ、この人。
まさか産卵が終わったとか、オスとかなのかな?

 

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↑ 去年は9枚くらい釣ったクロガシラに比べ明らかに痩せている。
でも40cmジャストの大物だ。自己新記録だ。

 

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↑ この日は、イシモチ 37cmと、クロスケ 40cm の二枚だけを持ち帰った。

 

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↑ そろそろ雲行きが怪しいぞ。
さすがに約10時間。疲れた、帰ろう!!


重い荷物を背負って、帰り道のオジさまたちと情報交換しつつ退却。

みんなも30クラスのクロスケを1-3枚釣っていたが、40クラスは見えず。
ただし、カワガレイの55cmというのを見せてもらったが本当にデカカッタ。

「刺身いっぱい取れていいですねー」と言ったら、
「帰って開いてみないと分からんが、ほっちゃれだったら美味しくないんだ」と言う。

もしかしてカワガレイって他のカレイより産卵が早いのかなぁ?
なんでも産卵前の固体は、身が透き通っているらしい。

いやぁ、今日は勉強になりますなぁ。

 

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↑ 二枚のカレイを、バケツ一杯分の新鮮な海水を入れ、ブクブクをしながら
活の状態で帰宅する。疲れ果てて3時間の仮眠ののちに見てみると2匹とも元気。
生きている大きな生物に包丁を入れるのは、本当に辛かったが、手を合わせてからトドメを刺させて頂いた。

前に2条市場の寿司屋さんから、生きた養殖ヒラメの活〆を見学させていただいたのを思い出しながら。窒息死でジタバタ1時間以上苦しんでから死ぬと、酸素の代わりに栄養分を消費するらしく美味しくない身になるという、僕と違って物知りな娘から教わりつつ、慣れない5枚卸しをやっていく。

 

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↑ まずはイシガレイ君は、娘のリクエストで、から揚げ(フリッター)に決定。
写真は塩コショウを振りかけたところ。このあとジワジワを水分が表面に浮いてくるのをキッチンペーパーで取り除き、一口サイズにカットしてから、片栗粉にまぶして揚げていく。

イシガレイを卸したのは初めてで、例の「石」の部分が本当に硬くて取り除くのに手間取った。(表皮だけでなく内部まで石化しとるんですねぇ~) 表面の皮はシワシワしてて見た目は微妙であったが、揚げてみると良い具合に美味しく見えた。

 

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↑ 100円ショップで購入した「天ぷらシート」の出番だ。
これまた100円の「抹茶しお」と「カレーしお」につけて頂くと、

めっちゃ美味しい!!  普段少食の娘もバクバク食べてくれて嬉しいなぁ!! ^^

 

もう一枚のクロガシラは、以前ここで拾った地物コンブを使って「昆布締め」にしてある。明日あたりに、いい感じに出来ていることだろう。非常に楽しみだ^^v

 

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↑ 仕込んで二日目を、まず頂いてみる。
うん、活〆したからなのか、いまだにコリコリしている。
アニサキスは、魚本体が死ぬと、内臓から肉の中へと潜り始めるらしい。
なので活〆したらすぐに内臓を抜き、きれいに洗浄する。これでかなり防げるはず。
コンブもカレイも、西防砂堤のものなので、感慨深い。
美味いっす!!

 

 

 本日の釣果 カレイ類…12枚

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・クロガシラ (40)

・イシガレイ (37)

・マガレイ (20)

・スナガレイ (20、19)

・ソウハチ (22、21)

・カワガレイ (36、30、26、23、22)